放送大学同窓会連合会 第22回通常総会模様 <大学本部 図書館3F 大会議室>

5月24日(土)、26日(日)の2日間にわたり、放送大学本部付属図書館において、放送大学同窓会連合会の第22回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最初に第1部として、総会(通常)が開催されました。全員で学歌を歌ったあと、佐桒連合会会長から、連合会も1990年(平成2年)に設立され、来年で30年となる会員数も12,500人となった。各同会においても新年度が始まり事業に取り組まれてることと思います。検討会には大学から岡田副学長、池田副学長にも出席をいただく予定ですので活発な議論をお願いしたいとの挨拶があった。

続いて山梨同窓会の網倉会長を議長に選出した。第1号議案の2018年度活動報告から、第5号議案の2019年度役員改選(案)について、関係役員から報告と提案があった。主な質疑内容は以下のとおりである。第1号議案では、会議の開催報告、大学との連携・地区同窓会交流会の報告がされました。続いて2018年度卒業・終了祝賀パーティーは参加者総数745名との実施報告があった。ここでは、参加同窓会から「祝賀パーティーの挨拶が長い」との意見がでた。続いて同窓会報のホームページ掲載状況の報告があり、全51同窓会のうち36同窓会がホームページ掲載を実現できた。これにより同窓会連合会のホームページにおいてすべて閲覧可能となったこと、また今まで費用の観点で会報のカラー版ができない同窓会があったが電子化の推進により今後のカラー版の発行が可能となったと報告がありました。その他の活動報告及び2号議案については、異議なく承認されたま。続いて3号議案の2019年度活動方針及び活動計画(案)、4号議案の予算案の審議に入り原案どおり承認された。5号議案の2019年度役員選任(案)の提案があり、原案どおり承認された。

第2部の検討会では、最初に岡田副学長より「放送大学新時代へ」との演題で講演があった。

講演は、今日、学生の構成が変わってきたということで、次の三つのマスタープラン、①教養・教育の新時代、②教育方法の新時代、③学習センターの新時代、としての話がありました。続いて、地区交流会の活動報告が6地区の開催地の同窓会から報告がされ、岡田副学長、池田副学長から所感をいただいた。

岡田副学長からは、231chで同窓会のユニークな取り組みを紹介していきたい、また専門家を取り込むことが重要とのお話があった。

池田副学長からは、①同窓会とセンターとコラボして偉人発掘を全国でやったら面白いのではないか。入学者向けのサポートやパソコン指導など、ボランティア活動を推進したらどうか。などの提言があった。

おもな、質疑として各同窓会からは、学習センターの人事異動に伴う引継ぎができていないことがあり、本部から指導をしてもらえないか。学生勧誘にインセンティブを設けられれば同窓会ももっと貢献できるのではなどの意見がでた。

多くの同窓会から、報告シートや総会の議論の中で、共通の悩みとして、毎年のことであるが①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられた。詳細は各ブロックの報告シートを参照願いたい。(文責:石川)