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第7回中四国同窓会交流会参加報告

同窓会長 竹下靖彦

2019年12月7日(土)~8日(日)に、毎年恒例の交流会が高知市「オリエンタルホテル高知」にて開催され、私と佐藤副会長が参加した。
今年度は四国地区で高知学友同窓会が当番となり、中四国すべての同窓会から会長・副会長と連合会から会長、副会長、事務局長が参加して開催した。

開会挨拶を高知学友会同窓会長から「遠路高知まで早朝より来県され、実りある交流会を期待したい」との挨拶があり、高知学習センター所長から「センター設立25周年、同窓会設立10周年となり、記念誌発刊に向け準備中である」旨の歓迎挨拶があった。

放送大学岡田副学長より「放送大学新時代へ」の講演が行われ、2学期学生募集結果年々入学者が低下している。理由として「入学する学生の質、年代や属性の変化が生じていて、リピーターが増加する一方新規の入学者が減少し、学位を求めないため学生も増加していて、大学設立当初から変化している。」「社会人の多様な学び直しや生涯学習のニーズに応え、新たに単位認定を前提としない様々な学びの機会を提供する。」「大学ではVision’17プラン」は人生100年で新たな生涯学習のため、①教育内容:教養教育の新時代、②教育放送:教育放送の新時代、③教育組織:学習センターの新時代として、大学の魅力を高める新たな取組を総合的展開・発信する。今後30年間を視野に入れたプランであると展望を語られた。

連合会佐枽会長からは「2018年で全国隈なく同窓会を設立したが、新たな組織的問題点が発生する可能性があり、連合会の指導力が問われる状況である。各同窓会では民主的な運営に努めてほしい。大学同様会員の社会的活動の把握に努めてほしい。」と話された。

交流会では、事前に各同窓会より「情報交換会報告シート」に基づき、①活動報告、②同窓会会員・学生のユニークな活動紹介の報告を行った。活動報告では、会費の徴収問題、会員増対策問題、卒業生と在学生の統合問題、学習センターとの友好関係問題、助成金申請問題等について、現状報告から成功例事例を聞き、その対策に取り組むべき課題について教訓を学んだ。

参加しての感想は、会員が増加しない対策として、安易に学生を加えることで解消するのか、卒業生に対し何をもって魅力を実感されるのか、果たしてその方策はあるのか、設立10年を目前にして模索の時期ではないだろうか。と改めて実感した次第である。

放送大学同窓会連合会 第22回通常総会模様 <大学本部 図書館3F 大会議室>

5月24日(土)、26日(日)の2日間にわたり、放送大学本部付属図書館において、放送大学同窓会連合会の第22回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最初に第1部として、総会(通常)が開催されました。全員で学歌を歌ったあと、佐桒連合会会長から、連合会も1990年(平成2年)に設立され、来年で30年となる会員数も12,500人となった。各同会においても新年度が始まり事業に取り組まれてることと思います。検討会には大学から岡田副学長、池田副学長にも出席をいただく予定ですので活発な議論をお願いしたいとの挨拶があった。

続いて山梨同窓会の網倉会長を議長に選出した。第1号議案の2018年度活動報告から、第5号議案の2019年度役員改選(案)について、関係役員から報告と提案があった。主な質疑内容は以下のとおりである。第1号議案では、会議の開催報告、大学との連携・地区同窓会交流会の報告がされました。続いて2018年度卒業・終了祝賀パーティーは参加者総数745名との実施報告があった。ここでは、参加同窓会から「祝賀パーティーの挨拶が長い」との意見がでた。続いて同窓会報のホームページ掲載状況の報告があり、全51同窓会のうち36同窓会がホームページ掲載を実現できた。これにより同窓会連合会のホームページにおいてすべて閲覧可能となったこと、また今まで費用の観点で会報のカラー版ができない同窓会があったが電子化の推進により今後のカラー版の発行が可能となったと報告がありました。その他の活動報告及び2号議案については、異議なく承認されたま。続いて3号議案の2019年度活動方針及び活動計画(案)、4号議案の予算案の審議に入り原案どおり承認された。5号議案の2019年度役員選任(案)の提案があり、原案どおり承認された。

第2部の検討会では、最初に岡田副学長より「放送大学新時代へ」との演題で講演があった。

講演は、今日、学生の構成が変わってきたということで、次の三つのマスタープラン、①教養・教育の新時代、②教育方法の新時代、③学習センターの新時代、としての話がありました。続いて、地区交流会の活動報告が6地区の開催地の同窓会から報告がされ、岡田副学長、池田副学長から所感をいただいた。

岡田副学長からは、231chで同窓会のユニークな取り組みを紹介していきたい、また専門家を取り込むことが重要とのお話があった。

池田副学長からは、①同窓会とセンターとコラボして偉人発掘を全国でやったら面白いのではないか。入学者向けのサポートやパソコン指導など、ボランティア活動を推進したらどうか。などの提言があった。

おもな、質疑として各同窓会からは、学習センターの人事異動に伴う引継ぎができていないことがあり、本部から指導をしてもらえないか。学生勧誘にインセンティブを設けられれば同窓会ももっと貢献できるのではなどの意見がでた。

多くの同窓会から、報告シートや総会の議論の中で、共通の悩みとして、毎年のことであるが①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられた。詳細は各ブロックの報告シートを参照願いたい。(文責:石川)

中四国地区放送大学同窓会交流会に参加しました

平成30年9月15日(土)・16日(日)に放送大学山口学友同窓会を幹事同窓会として、放送大学山口学習センター(山口大学吉田キャンパス内)及び山口市内の史跡を会場に行われました。

参加者は、放送大学池田副学長、放送大学同窓会連合会矢野副会長他2名と各同窓会から28名、幹事同窓会から14名の参加で行われました。

各同窓会から概要と活動の内容の発表があり、各発表にたいして質問、応答をする形式で進行されました。島根同窓会としては設立から5年を経過して初めての会員資格更新時期を迎えて資格更新状況とホームページの拡充、メーリングリストの運用を開始した事、植林活動に参加、オープンキャンパスへの協力、県との委託事業契約が出来たこと、各種の懇話会や審議会委員に積極的に参加お呼び掛けていることを発表しました。

各参加者からは、ホームページが充実していることに対する運用の方法、県との受託契約を結んだ経緯、事業内容等の質問がありました。

交流会も回数を重ねて各同窓会に規模なり活動状況をお互い情報共有できるところまできている感じを受けました、T同窓会からは島根同窓会に対して具体的な活動を示して、連携した活動の提案がありました、又、A同窓会からはホームページの運用ノウハウや会務の進め方を教えて欲しいので個別に交流したと申し入れがありました。いずれの申し入れも島根同窓会としては前向きに取り組んで行きたいと考えています。

16日は山口市内の旧県庁、旧議会棟(いずれも重要文化財)と国宝の瑠光寺五重の棟を見学して交流を深めました。

交流会も回を重ねていくたびに、内容も少しずつ変化をしていて充実してきている感がしました、来年は高知で高知同窓会の幹事で開催されることに決定しました。さらなる充実を誓って閉幕しました。(記・竹下隆)

放送大学同窓会連合会 第21回通常総会模様<大学本部 図書館3F 大会議室>

5月26日(土)、27日(日)の二日間にわたり、放送大学本部において、放送大学同窓会連合会の第21回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最初に第1部として、総会(通常)が開催されました。全員で学歌を歌ったあと、津野連合会会長からの指名で、議長は栃木同窓会の須藤会長が選ばれ、議事に沿って進められた。第1号議案の2017年度活動報告から、第6号議案の2018年度役員改選(案)について、関係役員から報告と提案があった。主な質疑内容は以下のとおりである。

第1号議案では、会議の開催報告、大学との連携・地区同窓会交流会報告、2017年12月10日岩手同窓会の設立が報告され同窓会の全国化が達成され、これにより同窓会連合会全国化委員会の任務が終了したことが報告された。続いて2017年度卒業・祝賀パーティー実施があり今年度はコストダウンを図ったが内容に不満の声はなかったとの報告があった。同窓会報のホームページ掲載状況の報告があり、全51同窓会のうち34同窓会がホームページ掲載を実現できた。会員限定ページへのパスワードについては将来的に不要となるようにしていきたいとのこと。その他の活動報告及び2号議案については、異議なく承認されたました。続いて3号議案の2018年度活動方針及び活動計画(案)、4号議案の予算案の審議に入り原案どおり承認された。5号議案の連合会会則改定(案)について提案があり原案どおり承認された。6号議案の2018年度役員選任(案)の提案があり、原案どおり承認された。続いて同窓会の全国化を達成したことに対し來生学長より表彰を受けた。

第2部として検討会で、最初に來生学長より「マルチチャンネル時代の放送大学 <生涯教育の新たな展開>」との演題で講演があった。

講演は、昨年度の総会時の内容をVisin’17に昇華させたものということで、設立以来から今日までの放送大学を①教育課程からみたもの、②学園法から見たもの、③放送法から見たものという認識の上から、マルチチャンネル化の導入に伴う選択肢、21世紀中葉に向けての放送大学の方向、それにおける課題等について話があり、まとめとして、放送大学の新たな組織形態・学則変更の可能性として①231チャネルの資格所得関係講習への期待、②入学金、授業料に頼らない収入構造の確立について話があり講演を終了した。

続いて、地区交流会の活動報告が6地区の開催地の同窓会から報告がされ、來生学長、池田副学長から所感をいただいた。
おもな、質疑として大学側から2017年2月から学期ごとに卒業者の名簿を許可をもらった人から同窓会へ提供をすることを可能にしたが、個人情報保護の観点からルールに基づいた適正な管理運用が必要であり、具体的な方法は別途連絡したいとの周知があった。

また、來生学長からは各学習センターは地元自治体と強い結びつきがあり、協力関係をつくり、地域の生涯学習教育に貢献したいとの話があった。

今年は都合で初日のみの参加であったが、その中でも 多くの同窓会から、報告シートや総会の議論の中で、共通の悩みとして、毎年のことであるが①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられた。詳細は報告シートを参照願いたい。(文責:石川)

第5回 放送大学中・四国地区同窓会交流会に参加して

会長 竹下靖彦

9月16日(土)~17日(日) 第5回放送大学中・四国地区同窓会交流会が、四国徳島同窓会担当(昨年の第4回は岡山同窓会)で、徳島学習センターにおいて中・四国すべての同窓会、連合会役員、徳島同窓会役員・会員を含め35人が参加して開催された。島根からは私と竹下副会長が参加した。

交流会に先立ち、徳島学習センター大西徳生所長による記念講演が行われた。演題は『未来に向けて~地球環境・エネルギー問題を考えてみよう~』で、世界と日本のエネルギー需要の見通しと諸外国の電力消費量と発電が、今後の環境問題にどう対応するのかについて講演があった。

交流会は、事前に統一した報告シート記載に基づき、各同窓会から追加事項も含めて活動の報告がなされた。開催当日は台風襲来予想のため、中止ではなく予定通りの開催となりましたが、予想通り2日目は四国上陸のため、散会となり早朝瀬戸大橋を無事に通過はしたが案の定岡山で交通機関は全てストップしたため、やむなく宿泊する羽目になり3日目の帰宅となった。

記念講演
「未来に向けて~地球環境・エネルギー問題を考えてみよう~」

まず、エネルギーと環境問題では、世界のエネルギー需要の見通しでは、2100年では今日の人口の増加と共に、170.55億トンと現在の2倍に増加する結果、CO2排出量が増大し大気中のCO2濃度が上昇している。現に世界の平均気温と日本の平均気温並びに近海の海面水温の推移を見ると100年の間に1・15度上昇して異常気温を来している。地球温暖化問題に対する国際的取り組みの経緯は、1997年にCOP3京都議定書採択、2005年京都議定書発効、2016年COP21パリ協定(気候変動)採択、2020年パリ協定発効と進展している。

次に、私たちの使っているエネルギーについて、暮らしの中で利用するエネルギーには、電気エネルギーとその他のエネルギー(熱、動力等)があり、消費の内訳は加熱げ25~30%、光熱22・3%、モーター21.6%、情報5.5%、その他20.3%を占めている。そのため我が国の電源別発電電力量の推移は、2015年で新エネ5~6%、水力10%、天然ガス44%、石炭32%、石油9%、原子力1%となっている。

さらに、エネルギー環境問題対策は、トップランナー制度による効率改善(例自動車・エアコン)に向けた推移は、省エネルギー家電への切り替え、蓄電池技術の進歩、再生可能エネルギーの太陽光発の家庭へ普及、インバーターを中心とする電力変換制御技術発展、エネルギー革新技術への取り組みによって、エネルギーの環境問題へ解決に世界が向かいつつある。

一つ気になったのは、「再生可能エネルギーは、これまでの我が国の年間の累計発電電力量は、原子力発電所2、3機程度であり、主力変動も大きいので系統安定化対策も課題」とまとめられ、再生可能エネルギー開発に消極的で、再稼働推進な政府に対する批判が欠けていたことが残念であった。

交流会の主題は「同窓会組織の強化策」

交流会では、連合会から”地域に密着した生涯学習“津野会長より、連合会事業としてブロックごとに交流会を開催しているが、中・四国地区同窓会の交流は5回目となっている。交流会での成果を基に一層発展して欲しいとの挨拶がなされた。

続いて議題を報告シート1「各同窓会の概況」について、各同窓会より現状報告と課題が報告され意見交換を行った。主に同窓会の活動状況と財政の現状では、全ての同窓会において新規の会員増加が伸び悩んでいること、同窓会独自活動での参加者が集まらない現状、学生組織である学友会との連会、学習センターとの関係等について意見の交換を行った。

報告シート2「連合会の助成金を生かした地域に密着した生涯学習」については、助成申請を行っていない同窓会もあり、全てが共有できての報告ではなく、活用している同窓会を中心に報告。参加者から抽象的であって把握できない、当初助成対象は学生支援ではないのか、使途区分での講演会開催時の講師料を対象外とするなど活用が困難、同窓会が地域に密着する意義の定義は何かとの意見等がだされ、連合会から「会員が地域の於いて何らかの活動に参加をしているので、それらのかかわりについて把握状況の列記をお願いした、各同窓会において申請して活用して欲しい」とのことであった。

夕食は阿波観光ホテルにおいて、地元徳島同窓会の皆さんと共に、参加者による懇親会を開催して親睦を図った。勿論会費7,000円は参加者の自己負担でした。

次回は中国地区担当で山口同窓会が担当することを確認し、今年度の交流会を終了した。徳島同窓会の皆さん、台風の中での準備は大変でした。本当にお世話様になりました。
だんだんだん(ありがとう)でした。(記:竹下靖彦)

放送大学同窓会連合会 第20回通常総会模様<大学本部図書館3F大会議室>

5月27日(土)、28日(日)の二日間にわたり、放送大学本部において、放送大学同窓会連合会の第20回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最初に第1部として、総会(通常)が開催されました。全員で学歌を歌ったあと、津野連合会会長からの指名で、議長は栃木同窓会の須藤会長が選ばれ、議事に沿って進められた。第1号議案のH28年度活動報告から、第5号議案のH29年度役員改選(案)について、津野会長他関係役員から報告と提案があった。主な質疑内容は以下のとおりである。第1号議案では、特に同窓会連合会ホームページの再構築について詳細説明があった。①セキュリティの強化、②対象者毎に公開制限すること、③5月から開始するとの報告があった。他の活動報告及び2号議案については、異議なく承認されたま。続いて3号議案のH29年度活動方針及び活動計画(案)、4号議案の予算案の審議に入り原案どおり承認された。5号議案のH29年度役員選任案の提案があり、原案どおり承認された。

第2部として検討会で、最初に來生学長の講演があった。
講演は以下の3つの課題について話があった。

1.「教育における新時代」として、21世紀の教育として、①従来不足していた「専門性を高める必要ああること、②各学問のエッセンスを提供すること、を検討している。
2.「放送の新時代」として、今後は常時2ch放送が可能となることからこれに対応した内容に変更していく。各chに個性を持たせ、例えば1chは大学の倫理に沿った、平等性を重視しした内容に、2chは放送の論理に沿った、人気のある番組内容にするなど、今後検討していく。
3.「学習センターの新時代」として、①本部と学習センターの意思疎通の改善を図る、②本部に直接採用職員を配置し連携の仕方を検討する、③学生の減少により余剰のある他の大学の施設の共同利用などで、学生数を増やせないか、など今後検討したい。

続いて続いて検討会があり、地区交流会の報告と今後の方向について、各幹事同窓会から報告のあと、岡田、池田、宮本の各副学長から所感をいただいた。

2日目は情報交換会が行われた。事前に提出した報告シートに基づき各参加同窓会から順次活動報告がなされた。主な議論としては、

①助成金の事務処理が複雑であり簡素化して欲しいとの要望に対し、補助の性格上、必要項目は削除できないが、簡素化に努めたいとの回答があった。
②ホームページのパスワードの現状について、質問があり、会員だがみえるサイトに掲載されており、会員限定となっているとの説明があった。
③ネットが使用可能な会員数について質問があり、神奈川では約40%がネット会員で連絡等に利用しているが、会報はネットでは送付していない。
④茶話会の会費について負担状況について質問があり、兵庫では。入学時の茶話会では同窓会が2万円負担している、卒業式の茶話会は、学習センターが負担している。
⑤研修旅行の費用負担状況について質問があり、主催はセンターだが、企画は同窓会というところがあった。基本的には費用は個人負担、または予算オーバーした部分については個人負担、講師謝礼が必要な場合は同窓会が負担しているとの意見があった。
⑥会費について議論があったが、各同窓会とも区々であり結論はでなかった。大まかな状況は、年会費500円のところが5組織、1000円のところが15組織、1000円以上のところが2組織、1万円で終身のところが6組織などであった。
⑦会報について、各同窓会あては今後メール送信することとなった。

すべての同窓会から、報告シートや情報交換会での共通の悩みとして、毎年のことであるが①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられた。東京の斎藤会長より、学友同窓会について、「検討元年」にしたらどうかとの意見もあった。

こちらも毎年のことであるが、報告に時間がとられ抜本的な解決案が議論できないまま終わり、消化不良の感があった。いずれにしても、島根同窓会のように、学習センターに存在感を示すような活動をすることが、まず必要と感じた。
(文責:石川)

 

放送大学同窓会連合会 第19回通常総会模様

5月28日(土)、29日(日)の二日間にわたり、幕張国際研修センターにおいて、放送大学同窓会連合会の第19回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最連合会初に第1部として、総会が開催されました。冒頭、矢野連合会会長からの指名で、今年3月に発足した福島同窓会の斉藤会長から挨拶がありました。会員41名でスタートした。本日皆さんの仲間入りができました。よろしくお願いしたいとの挨拶があり、岩手を残して最後から2番目の発足とのことでした。続いて、この度の熊本地震で被害にあわれた、熊本の石和会長と大分の川野会長からそれぞれ、お礼の挨拶がありました。内容は地震後、いち早く矢野連合会会長はじめ各方面から激励のメールや電話を頂いきありがたかった。また義援金もいただいたことも紹介されました。幸い役員については大きな被害はなかったが会員全員についての把握はまだできていないとの報告がありました。

続いて、同窓会OBの川上さんの指揮で、全員で学歌を歌いました。
議長は栃木同窓会の須藤会長が選ばれ、議事に沿って進められました。第1号議案のH27年度活動報告から、第5号議案のH28年度役員改選(案)について、矢野会長から報告と提案がありました。主な質疑内容は以下のとおりです。第1号議案では、地区同窓会は全国一巡したのか?(鹿児島)。これに対し、各地区3~4回目となっており定着してきた。ただ、全県には至っていない。幹事は持ち回りなので協力をお願いしたい。(矢野会長)今年は、品川プリンスホテルでの「卒業・修了祝賀パーティー」の参加者が少なかったとの報告があったが、以前はどうだったのか?(佐賀)。前々回は805名だった。卒業者の開示がないので、過去と単純比較ができない。(矢野会長)などの質疑や連合会のホームページの再構築についての概要説明、平成27年度祝賀パーティー実施報告等がありました。その他第4号議案まで説明があり、原案どおり承認されました。第5号議案では、新会長に津野さん(京都)、新副会長に網倉さん(山梨)等の新役員の提案があり原案どおり承認されました。続いて、第2部の検討会では「SC、サークルと学友会、同窓会の三位一体活動」をテーマに、同窓会活動アンケートの結果報告(齊藤理事)、6地区交流会実施報告(津野副会長)がありました。交流会実施報告について、資料として配布して欲しいとの要望があり、津野副会長から別途配布するとの回答がありました。九州地区は特に広いし沖縄もあるので、国柄も多様である。そういったなかでの地区交流会では、事前に資料で意見を頂いてからの議論をしたことから有意義な会となった。(熊本)行事をするときの障害保険のことだが、学籍のない同窓会員がいるので、連合会として保険を提示するなどの方法は考えられないか。(大阪)詳しいことはわからないので、調査をしてみたいとの回答があった。(津野副会長)

最後に、放送大学本部の來生副学長から以下の所感がありました。議論を聞いていて、自分が来た6年前に参加したときより連合会の規模が拡大しており、学習センターと一体となった活動がさなされ支援いただいていることがわかった。ネット利用に関していえば、コンピュータ化を進めていく方向である。放送大学の最大の課題は財政の問題であるので、双方向性を持たせたオンライン授業を拡大していきたい。パソコンが使えない学生にはコンピュータを使ってもらえるような授業を考えている。現状でも授業はあるが、必ずしも初心者のために役立っていない。また学習センターで実施しているブロック会議での話題は「地域貢献」であった。放送大学は一般の大学と違ってボランティア経験の豊富な学生がいるため、放送大学の特徴としてアピールできないか検討している。同窓会や学友会の力を借りたいと思っている。

2日目は情報交換会が行われました。最初に現在検討中の新ホームページについて紹介があり、意見交換をしました。基本構成として、閲覧は対象者により、4つのパターンを用意することでセキュリティを確保すること、すべての同窓会の会報を掲載することなど概要説明がありました。

意見として、セキュリティが甘いとの指摘がだされた。(広島)これに対し千葉では同意書をもらって掲載しているとの意見がだされた。一般企業ではホームページにプライバシーポリシーを掲載し最低限のセキュリティが確保されていることや、一般大学の同窓会ではパスワードなしでだれでも閲覧できることなどが紹介された。(東京)いずれにしても、個人情報に係ることから慎重になりながらも、前向きに検討することで落ち着きました。

島根同窓会のホームページは、基本的に会員と島根学習センターからのリンクの学生のみを閲覧対象にしていることから、閲覧対象者が広がることにつては再度検討が必要と感じました。

その後、すべての同窓会から、事前提出の報告シートを中心に活動のトピックスの紹介がありました。共通の悩みとして、①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられました。

地域貢献の強化などの案がでましたが、課題の発表に時間がとられ抜本的な解決案がでないまま終わり、消化不良の感がありました。
いずれにしても、島根同窓会のように、学習センターに存在感を示すような活動をすることが、まず必要と感じました。(文責:石川)

 

同窓会連合会中四国ブロック第4回交流会が開かれた

グラフィックス84月9日(土)~10日(日)2日間にわたって、同窓会連合会中四国ブロック第4回交流会が岡山同窓会担当で開かれた。交流会は中国地方と四国地方同窓会が、担当を毎年交互に開催しており、島根は設立が最後となり、第2回から参加をしている。

交流会の趣旨は、同窓会の大小、歴史の差異はあるものの、それぞれの特徴を生かした活動に取り組んでいて、成功例や困難に直面している課題について、報告と克服策について助言と意見交換することで、連帯感を強め相互に情報交換するものである。

運営は開催担当同窓会に一任しているため、県の特徴が表れていて、交流会と特別講演会であった。

グラフィックス7特別講演会は、放送大学にて心理学を学び、社会にお返し人生として「NPO法人マザーリーフ」理事長の藤 恵子さんによる「放送大学からの出発とマザーリーフ仲間とのお返し人生」で、心理が句を通じて岡山刑務所で絵本読み聞かせ、傾聴ボランティア、高齢者支援、女のカウンセリング研究会などを通して、「真我人(しんがびと)」(その人の心の中を覗く)社会貢献を行っている、実践活動の講演でした。放送大学にて学んだ教養を社会で実践されている姿が、多くの事例をもとに熱く語られ、卒業後社会に還元する理想の実践報告でした。まさにOB活動の典型ともいえる示唆に富んだお話しでした。

グラフィックス6交流会では、課題は①会員増加への取り組み、②独自活動の取り組み、③役員後継者への取り組み、④センターと同窓会の相互協力樹立、⑤基本財政の確立などについて、意見交換を行った。特に、同窓会設立年数が経過した以後における役員交代を如何に計画的に準備するかであった。

次回は四国徳島同窓会が担当するため、多数の参加を要請され散会した。(記:竹下)