月別アーカイブ: 2017年4月

島根同窓会第5回通常総会を開催しました

4月22日(土)、午後3時20分より第5回通常総会記念公開講座に続いて第2部として本総会を開催しました。総会は、司会の宅和理事の挨拶、竹下会長の挨拶、来賓としてこの4月に就任された島根学習センター道前緑新事務長の挨拶のあと、議長に竹下隆副会長を選出し、議事録著名人を指名してから議事に入りました。

総会議事は第1号議案の平成28年度事業報告、第2号議案の平成28年度決算・監査報告、第3号議案の平成29年度事業計画(案)、第4号議案の平成29年予算(案)に続き、第5号議案会則改正(案)、第6号議案として任期満了に伴う役員改選(案)が提案されました。会則改正の主な改正点は、第16条役員の構成、第17条役員の選任等、第18条役員の職務、第22条会費などです。以上の執行部提案の全ての議案が賛成多数で承認されました。

なお、改正会則、第3期新役員は本ホームページの「島根同窓会について」の中の「会則」と「役員」にそれぞれ掲載されました。また、本総会の議案書および議事録は、後日、会員の皆様に送付されますのでご閲覧いただきますようお願いいたします。

 

第9回市民公開講座「わが家の防災対策」を開催しました

平成29年4月22日(土)午後1時30分より島根学習センター4階第二講義室において第5回通常総会の第1部として総会記念公開講座「わが家の防災対策」~地震・風水害・雷・火災対策~(島根県消費者センター出前講座)を開催しました。当日は多くの参加者があり、比較的地震が少ないと思われていた山陰地方で鳥取西部地震や鳥取中部地震の発生によって、家庭での地震対策や防災対策の必要性の高さが伺えました。

講師として高橋浩二氏(パナソニック(株)エコソリューションズ社)をお迎えしました。講演の主なトピックは次の通りです。

地震について
・2013年8月30日より「特別警戒警報」の運用が開始されました。特別警報とは?
・最近の日本の主な地震
・1900年以降の地震Best 10
・緊急地震速報って知っていますか?
・世界のマグニチュード6以上の地震
・地震発生の確率、今後30年間に震度6弱以上に見舞われる確率
・地震以外の災害との確率
・チェックリスト(事前に配布されていた20の事項について自己診断)
・大地震に備えてとっている対策。家具の転倒防止など
・東日本大震災後の意識の変化。防災意識や節電意識の高まり
・震度と揺れ等の状況 0~7強まで
・日頃の備え-家庭での防災会議、非常時に役立つもの、非常持出し品、貴重品など(男性15kg、女性10kgが目安)、身の安全の確保、火、ガス、電気の安全の備え(停電時、冷蔵庫は冷蔵には7割位、冷凍にはぎっしりつめる)、避難経路の確保、帰宅困難者の心得10カ条
・阪神・淡路大震災の教訓-地震での死亡者は発生から15分内、災害時における電話利用の注意点、災害用伝言ダイアル(171)の利用方法、避難中での一番困るのはトイレの問題、情報収集はラジオの活用が効果的、地震の被害は火災保険では限定的
・家電品の震災安全対策-テレビの固定、冷暖房機の室外機の固定

風水害・雷・火災対策について
・台風とは-台風発生の気象条件、風速と被害の目安
・台風の対策-台風がくる前に、台風が来たら、避難時の注意点
・雷対策-人が雷に撃たれるとどうなるの?、金属を身に着けていると危険なの?、樹木のそばは危険?、雷が鳴っているいるときは電気機器のプラグは抜く。
・火災-逃げ遅れないように、住宅火災犠牲者の4割は就寝中、原因は放火が多い。
・火災警報器の設置場所-寝室は必須
・日本における設置効果と設置状況、メンテナンス効果
・消火器の使い方-必ず「取り扱い説明書」を読んでおくこと、また避難スペースをとっておくこと。

最後に
「釜石の奇跡」ということばがある。これは東日本大震災のとき釜石市の小中学校の全生徒の生存率は99.8%であり、昔からの言い伝えである「津波てんでんこ」を守ったからだ。「わが家の防災対策」の第一は「命てんでんこ」である。

平成28年度第2学期学位記授与式・卒業を祝う会が開催されました

平成28年度第2学期学位記授与式が、3月26日(日)午前11時から島根学習センター3階第1講義室で開催されました。第2学期は教養学部20名、大学院2名の方が卒業・修了され8名が出席された。また、初めての卒業は14名でした。最初に佐々学習センター所長より学位記が卒業生・修了生おひとりお一人に手渡され会場の出席者とともにその栄誉を讃えました。

次に佐々学習センター所長から式辞があり、まず、第2学期の単位認定試験は思いもよらぬ大雪になりましたが、受験者の皆様はさまざま困難を乗り越えて終えることができたことを述べられた。また、今回、84歳の方が1999年4月に入学し、18年間の勉学の末、このたび卒業されたことを報告された。昨年11月12日には、島根学習センターの開設20周年の記念式典、公開講演会、祝賀会を開催したが、祝賀会における岡部学長と出席者の皆さんとの写真撮影や和やかに談笑する姿は印象に残った。この時期、島根は神在月で,また、60年に一度の平成大遷宮も終えたところでしたが、改めてセンターの設立の意義を再確認できた。卒業生も自分の成果をみつめ直し、生まれ変わる力を願われました。

続いて来賓として足立前学習センター長と3回目卒業の会長に代わり石川同窓会副会長から祝辞がありました。足立先生はこの3月で客員教員を退任されるにあたり学習センター所長として、面接授業の折衝にあたって出会った先生がたの思い出をなつかしく回顧された。石川副会長は中国の季節の変化の故事や儒学者佐藤一斉「言志四録」を引用しながら、内外の厳しい社会の中で、放送大学で学んだことを活かし社会貢献してほしいと述べられた。

在学生を代表して心理と教育コースの北垣秀俊さんが送辞を述べられた。この日を迎えられた先輩方はそれぞれ平坦な道のりではなかったはずですが、試練を乗り越えられた向学心でよりよい学びの場になるよう励みたいと述べた。続いて卒業生を代表して心理と教育コースの吾郷宰子さんが答辞を述べられた。はじめに前日の東京NHKホールで開催された学位記授与式で北海道学習センターの方が99歳で4度目の卒業で特別表彰を受けられたとき会場は大きな拍手でつつまれ大変感動したことを報告された。ご自身は51歳のとき退職され、保育士を目指し全科履修生として入学した。面接授業での心理学実験のレポート、広島での脳の心理学の授業、肥後客員教員の心理学セミナーなど、卒業まで10年間の数々の思い出を述べられた。

続いて客員教員から卒業生おひとりお一人に花束の贈呈や会場を退場されるとき大きな拍手でご卒業を祝福しました。

続いて会場を4階第2講義室に移し同窓会主催の食事会を兼ねた「卒業を祝う会」を開催し卒業・修了生7名が出席されました。はじめに石川同窓会副会長、佐々学習センター所長の挨拶がありました。石川副会長より出席の卒業・修了生全員が同窓会に入会され、念願の会員100人越えが達成されたことを報告された。また、学友会より学友会会員の卒業生に手作りの記念品が贈呈された。続いて卒業生修了生よりこれまでの苦労話や感想、今後の抱負が述べられた。再入学する人、院に進む人、ちょっと休む人といろいろですが、時間はアッという間に過ぎ和やかな雰囲気の中で閉会した。

つい最近、「放送大学に学んで-未来を拓く学びの軌跡」(放送大学中国・四国ブロック学習センター編著,東信堂)が刊行された。放送大学の学びの喜び・愉しみ、学びの魅力が全編に綴られている。

東部地域 ”イチゴ狩り”のお知らせ

東部地域同窓会会員の皆様

松江にも桜開花のニュースが流れてきました。ようやく春の訪れを感じる候になりました。東部地域の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

このたび下記のように昨年に引き続き「イチゴ狩り」を計画いたしました。多くの皆様のご参加により春の1日を楽しくすごしませんか?

日 時 平成29年4月15日(土)10:00~12:00
会 場 「野津喜洋農園」(松江市福富町78)
集 合 島根学習センター(自家用車に相乗りして現地へ)
会 費 1,500円(当日現地にて支払い)
定 員 20人

お申込等は東部地域の皆様にお送りしているはがきにてお確かめ願います。