月別アーカイブ: 2017年10月

西部地域同窓会会員の皆様へのお知らせ

2017/10/10

島根同窓会西部地域会員 各位

同窓会長 竹下靖彦
西部担当 琴野正義

第2回 西部地域会員交流会開催のご案内

実りの秋を迎え、すがすがしい季節となりました。
さて、島根同窓会では地域別の会員交流会を順次開催しています。今回は西部地域の皆さんと学生の交流会を学習センターと共に開催します。
当日は1部、2部で開催します。是非ご参加下さい。

第1部 公開講演会
日 時 2017年11月26日(日)13:45~15:45
会 場 益田市立図書館「2階視聴覚室」
テーマ 『身近な記憶の心理』
講 師 高山草二先生(島根学習センター客員教授)
参加費 無料

第2部 同窓会員と学生の交流会
日 時 2017年11月26日(日)16:00~17:00
会 場 益田市立図書館「2階視聴覚室」
出 席 竹下会長と役員、センター内田主任

主 催 島根学習センター・島根同窓会
申 込 参加の方は氏名を11月20日までに島根学習センターまでお願いします。
電話(0852-28-5500)・Fax (28-1800)

東部地域同窓会会員の皆様へのお知らせ

2017/10/8

同窓会東部地域会員 各位

同窓会長 竹下靖彦
東部担当 石川直樹

島根同窓会“地域貢献活動”への取り組み
「植樹による森林保全活動」にご参加を

実りの秋を迎え、すがすがしい季節となりました。
島根同窓会では、地域貢献活動の一環として下記の“植林保全活動”に初めて団体として参加をします。
後日、山陰中央新報紙上に参加者の集合写真が掲載されるため、放送大学島根同窓会の“幟旗”が写り読者に宣伝できますので、是非ご家族と共に多数の参加をお願いします。

日 時 2017年1111日(土)10:00~11:30  (小雨決行)
植樹地 松江市玉湯町湯町「花仙山」
服 装 長靴又はトレッキングシューズ、長袖、長ズボン、帽子、軍手、タオル、飲物、雨具、
主 催 島根県が支援し山陰中央新報が募集中
申 込 参加の方は住所、氏名、年齢をお書きの上、来る1023までに島根学習センターへ     電話(0852-28-5500)・Fax (28-1800)
集合地 8:30までにA・CooPたまゆ店駐車場に集合し、送迎車に分乗し集合地の“玉湯公園”に行きます。

第5回 放送大学中・四国地区同窓会交流会に参加して

会長 竹下靖彦

9月16日(土)~17日(日) 第5回放送大学中・四国地区同窓会交流会が、四国徳島同窓会担当(昨年の第4回は岡山同窓会)で、徳島学習センターにおいて中・四国すべての同窓会、連合会役員、徳島同窓会役員・会員を含め35人が参加して開催された。島根からは私と竹下副会長が参加した。

交流会に先立ち、徳島学習センター大西徳生所長による記念講演が行われた。演題は『未来に向けて~地球環境・エネルギー問題を考えてみよう~』で、世界と日本のエネルギー需要の見通しと諸外国の電力消費量と発電が、今後の環境問題にどう対応するのかについて講演があった。

交流会は、事前に統一した報告シート記載に基づき、各同窓会から追加事項も含めて活動の報告がなされた。開催当日は台風襲来予想のため、中止ではなく予定通りの開催となりましたが、予想通り2日目は四国上陸のため、散会となり早朝瀬戸大橋を無事に通過はしたが案の定岡山で交通機関は全てストップしたため、やむなく宿泊する羽目になり3日目の帰宅となった。

記念講演
「未来に向けて~地球環境・エネルギー問題を考えてみよう~」

まず、エネルギーと環境問題では、世界のエネルギー需要の見通しでは、2100年では今日の人口の増加と共に、170.55億トンと現在の2倍に増加する結果、CO2排出量が増大し大気中のCO2濃度が上昇している。現に世界の平均気温と日本の平均気温並びに近海の海面水温の推移を見ると100年の間に1・15度上昇して異常気温を来している。地球温暖化問題に対する国際的取り組みの経緯は、1997年にCOP3京都議定書採択、2005年京都議定書発効、2016年COP21パリ協定(気候変動)採択、2020年パリ協定発効と進展している。

次に、私たちの使っているエネルギーについて、暮らしの中で利用するエネルギーには、電気エネルギーとその他のエネルギー(熱、動力等)があり、消費の内訳は加熱げ25~30%、光熱22・3%、モーター21.6%、情報5.5%、その他20.3%を占めている。そのため我が国の電源別発電電力量の推移は、2015年で新エネ5~6%、水力10%、天然ガス44%、石炭32%、石油9%、原子力1%となっている。

さらに、エネルギー環境問題対策は、トップランナー制度による効率改善(例自動車・エアコン)に向けた推移は、省エネルギー家電への切り替え、蓄電池技術の進歩、再生可能エネルギーの太陽光発の家庭へ普及、インバーターを中心とする電力変換制御技術発展、エネルギー革新技術への取り組みによって、エネルギーの環境問題へ解決に世界が向かいつつある。

一つ気になったのは、「再生可能エネルギーは、これまでの我が国の年間の累計発電電力量は、原子力発電所2、3機程度であり、主力変動も大きいので系統安定化対策も課題」とまとめられ、再生可能エネルギー開発に消極的で、再稼働推進な政府に対する批判が欠けていたことが残念であった。

交流会の主題は「同窓会組織の強化策」

交流会では、連合会から”地域に密着した生涯学習“津野会長より、連合会事業としてブロックごとに交流会を開催しているが、中・四国地区同窓会の交流は5回目となっている。交流会での成果を基に一層発展して欲しいとの挨拶がなされた。

続いて議題を報告シート1「各同窓会の概況」について、各同窓会より現状報告と課題が報告され意見交換を行った。主に同窓会の活動状況と財政の現状では、全ての同窓会において新規の会員増加が伸び悩んでいること、同窓会独自活動での参加者が集まらない現状、学生組織である学友会との連会、学習センターとの関係等について意見の交換を行った。

報告シート2「連合会の助成金を生かした地域に密着した生涯学習」については、助成申請を行っていない同窓会もあり、全てが共有できての報告ではなく、活用している同窓会を中心に報告。参加者から抽象的であって把握できない、当初助成対象は学生支援ではないのか、使途区分での講演会開催時の講師料を対象外とするなど活用が困難、同窓会が地域に密着する意義の定義は何かとの意見等がだされ、連合会から「会員が地域の於いて何らかの活動に参加をしているので、それらのかかわりについて把握状況の列記をお願いした、各同窓会において申請して活用して欲しい」とのことであった。

夕食は阿波観光ホテルにおいて、地元徳島同窓会の皆さんと共に、参加者による懇親会を開催して親睦を図った。勿論会費7,000円は参加者の自己負担でした。

次回は中国地区担当で山口同窓会が担当することを確認し、今年度の交流会を終了した。徳島同窓会の皆さん、台風の中での準備は大変でした。本当にお世話様になりました。
だんだんだん(ありがとう)でした。(記:竹下靖彦)

平成29年度第1学期の学位記授与式・卒業を祝う会が開催されました

平成29年度第1学期学位記授与式が、9月24日(日)午前11時から島根学習センター3階第1講義室で開催されました。第1学期は教養学部23名が卒業され8名が出席された。また、初めての卒業は18名でした。最初に佐々学習センター所長より学位記が卒業生おひとりお一人に手渡され会場の出席者とともに大きな拍手でその栄誉を讃えました。

次に佐々学習センター所長から式辞があり、まず、第1学期を振り返ると個人的には6月の公開授業「たたら製鉄をめぐる科学と文化」が心に残った。特に第2日目の奥出雲町の棚田を見学したとき、さわやかな青空の下、ごくごく自然の風景を映し出していた。たたら製鉄はよく砂鉄の採取などで自然を壊したのではないかといわれるが、棚田に姿を変え、永続的に産業を育みどこの地域よりも美しい景観を作り上げ、生活を豊かにした。以前、ある少女が作文の中で「夕やけを見てあまり美しいと思わなかったけれども、文字を覚えて始めて本当に美しいと思うようになった」と記していた。人は生きるうえで、なぜ学ぶのか、学ばねばならないか、学びを通して自らの立ち位置が分かります。今日、目的の一つである節目を迎えられました。人は学びながら生きる存在です。家族、同僚、学友に支えられ、合わせて卒業という節目に次の学びのステップを迎えて欲しいと励まされました。

続いて来賓として足立前学習センター長と竹下同窓会会長から祝辞がありました。足立先生は「学位記」にまつわる話に続いて次のエピソードを紹介された。ある4人家族がお母さんの卒業のお祝いの会を開いたとき、娘さんの提案で他の3人の卒業証書を並べたとき、娘さんから「お母さんの卒業証書が一番値打ちがある」といわれたとき、涙が止まらなかったそうです。卒業証書には長い道のりの中でひとり一人の物語が込められているので大切にしてくださいと述べられた。

竹下会長は卒業生に経験と知識を生かして実社会でも地域においても少なくともリーダー的存在なっていただきたい述べ、映画監督で脚本家でもある河瀬直美の「忘れられていいこと、忘れてはならないこと、忘れなければならないこと」をきちんと判断する力、また文化人類学の梅棹忠夫の「請われれば差し舞える人物になれ」とのことばを引用し、日頃からの準備の大切さを述べられました。

在学生を代表して生活と福祉コースの仙田悦子さんが送辞を述べられた。先輩の皆様は放送大学の特徴を活かし、家事や子育てを両立させながらも単位を積み重ねて志を貫かれました。また、面接授業のグループワークでは、発表のとき、経験と知識によって緊張していた顔を笑顔に変えていただいたことなどの思い出を述べられました。卒業生を代表して生活と福祉コースの中本真由さんが答辞を述べられた。希望と不安で胸がいっぱいであったが、放送大学の授業はラジオやテレビ、ネットを活用して繰り返しながらひとり一人のペースで学ぶことができました。談話室では普段は話すことがなくとも、切磋琢磨して良い関係を築くことができた。面接授業は鳥取から通っていたが、病気がちだったので最後まで授業を受けることができるか心配でしたが、先生方の配慮によって終えることができた。人生では学ぶことは多くあり、多くの困難が立ちはだかると思いますが、学ぶ楽しさに乗り換えていきたいと述べられました。続いて客員教員から卒業生おひとりお一人に花束が贈呈され会場を退場されるとき大きな拍手でご卒業を祝福しました。

学位記授与式を終えた後、会場を4階第2講義室に移し同窓会主催の食事会を兼ねた「卒業を祝う会」を開催し卒業生は6名が出席されました。はじめに竹下会長、佐々学習センター所長の挨拶がありました。また、学友会より学友会会員の卒業生に手作りの記念品が贈呈された。客員教授の挨拶に続いて卒業生よりこれまでの苦労話や今後の抱負が述べられた。一学期は卒業できないと思っていたけれど思いもかけず合格したこと、20年前は子育てで断念したが、やはり勉強したいということで入学したこと、やっぱり知らないことは恥ずかしいという気持ちがあったこと、臨床心理士の認定を受けたが、心理学の幅は広いと感心したこと、何を学んだかをよく聞かれるが多角的に学ぶことができ良かったたこと、解からないことがあると客員教員に相談したこと、単位認定試験の前は自分の体調を整えたことなどを話され、時間はアッという間に過ぎ和やかな雰囲気の中で閉会した。