平成29年度第1学期の学位記授与式・卒業を祝う会が開催されました

平成29年度第1学期学位記授与式が、9月24日(日)午前11時から島根学習センター3階第1講義室で開催されました。第1学期は教養学部23名が卒業され8名が出席された。また、初めての卒業は18名でした。最初に佐々学習センター所長より学位記が卒業生おひとりお一人に手渡され会場の出席者とともに大きな拍手でその栄誉を讃えました。

次に佐々学習センター所長から式辞があり、まず、第1学期を振り返ると個人的には6月の公開授業「たたら製鉄をめぐる科学と文化」が心に残った。特に第2日目の奥出雲町の棚田を見学したとき、さわやかな青空の下、ごくごく自然の風景を映し出していた。たたら製鉄はよく砂鉄の採取などで自然を壊したのではないかといわれるが、棚田に姿を変え、永続的に産業を育みどこの地域よりも美しい景観を作り上げ、生活を豊かにした。以前、ある少女が作文の中で「夕やけを見てあまり美しいと思わなかったけれども、文字を覚えて始めて本当に美しいと思うようになった」と記していた。人は生きるうえで、なぜ学ぶのか、学ばねばならないか、学びを通して自らの立ち位置が分かります。今日、目的の一つである節目を迎えられました。人は学びながら生きる存在です。家族、同僚、学友に支えられ、合わせて卒業という節目に次の学びのステップを迎えて欲しいと励まされました。

続いて来賓として足立前学習センター長と竹下同窓会会長から祝辞がありました。足立先生は「学位記」にまつわる話に続いて次のエピソードを紹介された。ある4人家族がお母さんの卒業のお祝いの会を開いたとき、娘さんの提案で他の3人の卒業証書を並べたとき、娘さんから「お母さんの卒業証書が一番値打ちがある」といわれたとき、涙が止まらなかったそうです。卒業証書には長い道のりの中でひとり一人の物語が込められているので大切にしてくださいと述べられた。

竹下会長は卒業生に経験と知識を生かして実社会でも地域においても少なくともリーダー的存在なっていただきたい述べ、映画監督で脚本家でもある河瀬直美の「忘れられていいこと、忘れてはならないこと、忘れなければならないこと」をきちんと判断する力、また文化人類学の梅棹忠夫の「請われれば差し舞える人物になれ」とのことばを引用し、日頃からの準備の大切さを述べられました。

在学生を代表して生活と福祉コースの仙田悦子さんが送辞を述べられた。先輩の皆様は放送大学の特徴を活かし、家事や子育てを両立させながらも単位を積み重ねて志を貫かれました。また、面接授業のグループワークでは、発表のとき、経験と知識によって緊張していた顔を笑顔に変えていただいたことなどの思い出を述べられました。卒業生を代表して生活と福祉コースの中本真由さんが答辞を述べられた。希望と不安で胸がいっぱいであったが、放送大学の授業はラジオやテレビ、ネットを活用して繰り返しながらひとり一人のペースで学ぶことができました。談話室では普段は話すことがなくとも、切磋琢磨して良い関係を築くことができた。面接授業は鳥取から通っていたが、病気がちだったので最後まで授業を受けることができるか心配でしたが、先生方の配慮によって終えることができた。人生では学ぶことは多くあり、多くの困難が立ちはだかると思いますが、学ぶ楽しさに乗り換えていきたいと述べられました。続いて客員教員から卒業生おひとりお一人に花束が贈呈され会場を退場されるとき大きな拍手でご卒業を祝福しました。

学位記授与式を終えた後、会場を4階第2講義室に移し同窓会主催の食事会を兼ねた「卒業を祝う会」を開催し卒業生は6名が出席されました。はじめに竹下会長、佐々学習センター所長の挨拶がありました。また、学友会より学友会会員の卒業生に手作りの記念品が贈呈された。客員教授の挨拶に続いて卒業生よりこれまでの苦労話や今後の抱負が述べられた。一学期は卒業できないと思っていたけれど思いもかけず合格したこと、20年前は子育てで断念したが、やはり勉強したいということで入学したこと、やっぱり知らないことは恥ずかしいという気持ちがあったこと、臨床心理士の認定を受けたが、心理学の幅は広いと感心したこと、何を学んだかをよく聞かれるが多角的に学ぶことができ良かったたこと、解からないことがあると客員教員に相談したこと、単位認定試験の前は自分の体調を整えたことなどを話され、時間はアッという間に過ぎ和やかな雰囲気の中で閉会した。

第3回中部地域会員・学生交流会を開催しました

島根県大田市の石見銀山遺跡は本年7月2日に世界遺産登録10周年を迎えました。同窓会中部地域の今年度の会員の交流の行事として、9月2日(土)に大田市の石見銀山資料館で開催されている世界遺産登録10周年記念「石見銀山展-銀が世界を変えた」を見学し、その後食事会と懇談会の開催を計画しました。

当日、集合場所の石見銀山資料館付近はあいにく雨模様でしたが、中部地域のみならず、東部地域や鳥取西部地域からも会員が多数参加しました。「石見銀山展」は石見銀山資料館と出雲市大社町にある古代出雲歴史博物館の2館同時開催の形をとっており、古代出雲歴史博物館では前半部の「銀でつながる世界」を主題として、大航海時代、石見銀山の膨大な銀は世界の経済や文化を結びつけ、日本国内に空前の経済発展と文化の繁栄をもたらしたことを紹介しています。展示内容は第1章 銀が世界を丸くした、第2章 富の山セロ・リコ-世界遺産 ボトシ銀山-、第3章 銀の山-世界遺産石見銀山-、第4章 シルバーラッシュと桃山ルネサンスで構成されている。

石見銀山資料館では石見銀山展の後半部を担い、「世界とつながる日本」を主題として石見銀山の発見を契機に各地で鉱山の開発ラッシュが起こり、新たな技術や文化、学問を生み出していく原動力となったことを、第5章 鉱山王国、第6章 外国船の来航、第7章 和洋混交、第8章 徳川の平和-大江戸博覧会-と、石見銀山が江戸日本の確立に果たした役割を紹介しています。その中で望遠鏡や「漂着外国人図」のなどの展示が眼を惹いた。

石見銀山資料館での見学を終え外に出ると雨はすっかり上がっており、ここで記念写真を撮ったあと、昼食会場である「Cafe 住留(ジュール)」に大森地区の街並み散策を兼ねて向かった。途中、ドイツパン店で買い物や休憩をした。昼食会場は古民家を改造したような造りで、創作料理風の昼食をいただいた。

次いで会員・学生懇談会に移り竹下会長から次のような挨拶があった。
・同窓会の設立時から激論があった社会貢献を進めたい。同窓会の存在感を示すためのぼり旗、腕章を新調した(先ほど大森地区を散策していたとき早速反応があった)。島根県が支援し山陰中央新報社が一般、企業、団体の参加者を募集している植樹による森林保全活動に会員・学生と共に参加したい。
・英語力を高めるため「英語塾サークル」のようなものを立ち上げる。講師には英語の宮澤客員教授にお願いしている。レベルは最終的には大学院の入試程度を目標にしている。来年4月開講予定。
・9月24日(日)に第1学期学位記授与式(NHK取材予定)、卒業を祝う会、第2学期入学者の集い、茶話会が開催される。
・11月中旬に益田で第2回西部地域会員・学生懇談会を開催する予定。
・来年2月に卒業研究・修士論文発表会を開催する。

道前事務長よりステックビルの3階あたりに「放送大学」の横断幕を設置し、大変目立つようになったこと、寺町側には電柱に進路を示す矢印のプレートを取り付けたことを報告された。出席者から神戸の学習センターでの英語教育の体験や放送大学における学習方法が話された。

懇談会は午後2時に閉会し、このあと希望者は龍源寺間歩の見学に向かった。筆者は2009年2月の面接授業以来になるが、石室山羅漢寺・五百羅漢などを再訪した後、大田市のマスコットキャラクター”らとちゃん”由来の「石見銀山らとちゃんバス」を利用して帰路についた。

平成29年度第1学期の学位記授与式・卒業を祝う会開催のお知らせ

平成29年度第1学期の学位記授与式および卒業を祝う会が次のように開催されます。今年度第1学期の学位記授与者は学士23人(内、初めての卒業は18人)の予定です。卒業される皆様のご努力とご偉業を同窓会員の皆様とともに大いに祝福したいと思いますので多くの皆様のご参加をお願いいたします。

1.学位記授与式
日 時 平成29年9月24日(日)11:00-12:00
会 場 島根学習センター 3階 第一講義室

1.受付・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10:30ー11:00
2.学位記授与式・・・・・・・・・・・・・ 11:00-12:00
1)開式の辞
2)学位記授与
3)所長式辞
4)来賓祝辞
5)在学生代表送辞
6)卒業生代表答辞
7)花束贈呈
8)閉式の辞
9)記念写真撮影

2.卒業を祝う会
日 時 平成29年9月24日〔日)12:00-13:00
会 場 島根学習センター 4階 第二講義室

尚、「卒業を祝う会」(昼食会)への参加は会費(1,200円程度)のご負担をお願いすることになりますので、予めご了承願います。
続いて「平成29年度第2学期入学者のつどい」(13:30~、第一講義室)、「茶話会」(14:30~、第二講義室、会費 100円)も併せて開催されますのでご参加ください。

お問い合わせ・申し込み先 放送大学島根学習センター
Tel. 0852-28-5500    Fax  0852-28-1800    E-mail shimane-sc@ouj.ac.jp

第3回中部地域会員・学生交流会のご案内

中部地域担当責任者
竹下 隆 副会長

山陰両県で唯一、世界遺産に登録されている大田市の石見銀山遺跡が7月2日、世界遺産登録10周年を迎えました。新たに市指定文化財の武家屋敷「宗岡家」、「龍源寺間歩」に続き、福石場と呼ばれる巨大な遺跡最大級の採掘跡「大久保間歩」の坑道も見学できます。

この度、10周年記念事業に併せて、改めて町並み地区の散策と食事を取りながら「会員・学生交流会」を開催します。会員の皆さんには中部地域に限らずご案内しています。是非とも現地にお出かけ下さい。
なお、オプションとして「間歩(坑道)の見学」もあります。また、障害保険は各自にてご加入下さい。

と き 平成29年9月2日(土) 11:00~ 現地資料館へ集合
ところ 石見銀山資料館・町並み・間歩散策~食事会と楽しい語らいの場・会員・学生交流会~
会 費 2,000円(入館料、食事代)
締切り 8月10日(木)

申し込み先や交通手段・間歩への見学希望等につきましては会報「たたら」第9号に同封されているご案内をご覧下さい。

・石見銀山みてあるき地図

・石見銀山 BusMap

・石見銀山アクセス情報(参考)

 

 

会報「たたら」第9号を発行しました

本格的な「暑い夏」の季節を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、発令された「大雨特別警報」に続き各地で豪雨による災害が報じられています。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

会報「たたら」第9号を発行しました。第9号には新しく「同窓会に期待する」欄を設けました。新年号から開始した新しい企画、「同窓会先輩会員を訪ねて」、「地区会員の近況報告(卒業後の私)」、「書架散策」の他に卒業生の声、会員リレートーク、だんだんセミナーも引き続き連載し、盛りだくさんです。ぜひご覧になってください。

会員の皆様には読者アンケートのはがきを同封しています。会報「たたら」についての忌憚のないご意見をお寄せ願います。

 

第9回市民公開講座『わが家の防災対策』の講演記録を掲載しました

平成29年4月22日(土)、島根学習センター 4階 第二会議室において開催しました島根同窓会第5回通常総会記念講演会・第9回市民公開講座「わが家の防災対策』-地震・風水害・雷・火災対策-の講演記録を掲載しました。

折りしも7月5日には島根西部、福岡、大分にはかつて経験したことがないという「大雨特別警報」が1日に3回も発令され、その惨状は想像を絶するものでした。本講演において地震、風水害、雷、火災についての防災対策があらゆる角度から論じられています。是非ともご一読お願いいたします。

(トップページのメニュ-”講演会(公開講座)記録”をクリックしてお入りください。)

放送大学同窓会連合会 第20回通常総会模様<大学本部図書館3F大会議室>

5月27日(土)、28日(日)の二日間にわたり、放送大学本部において、放送大学同窓会連合会の第20回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最初に第1部として、総会(通常)が開催されました。全員で学歌を歌ったあと、津野連合会会長からの指名で、議長は栃木同窓会の須藤会長が選ばれ、議事に沿って進められた。第1号議案のH28年度活動報告から、第5号議案のH29年度役員改選(案)について、津野会長他関係役員から報告と提案があった。主な質疑内容は以下のとおりである。第1号議案では、特に同窓会連合会ホームページの再構築について詳細説明があった。①セキュリティの強化、②対象者毎に公開制限すること、③5月から開始するとの報告があった。他の活動報告及び2号議案については、異議なく承認されたま。続いて3号議案のH29年度活動方針及び活動計画(案)、4号議案の予算案の審議に入り原案どおり承認された。5号議案のH29年度役員選任案の提案があり、原案どおり承認された。

第2部として検討会で、最初に來生学長の講演があった。
講演は以下の3つの課題について話があった。

1.「教育における新時代」として、21世紀の教育として、①従来不足していた「専門性を高める必要ああること、②各学問のエッセンスを提供すること、を検討している。
2.「放送の新時代」として、今後は常時2ch放送が可能となることからこれに対応した内容に変更していく。各chに個性を持たせ、例えば1chは大学の倫理に沿った、平等性を重視しした内容に、2chは放送の論理に沿った、人気のある番組内容にするなど、今後検討していく。
3.「学習センターの新時代」として、①本部と学習センターの意思疎通の改善を図る、②本部に直接採用職員を配置し連携の仕方を検討する、③学生の減少により余剰のある他の大学の施設の共同利用などで、学生数を増やせないか、など今後検討したい。

続いて続いて検討会があり、地区交流会の報告と今後の方向について、各幹事同窓会から報告のあと、岡田、池田、宮本の各副学長から所感をいただいた。

2日目は情報交換会が行われた。事前に提出した報告シートに基づき各参加同窓会から順次活動報告がなされた。主な議論としては、

①助成金の事務処理が複雑であり簡素化して欲しいとの要望に対し、補助の性格上、必要項目は削除できないが、簡素化に努めたいとの回答があった。
②ホームページのパスワードの現状について、質問があり、会員だがみえるサイトに掲載されており、会員限定となっているとの説明があった。
③ネットが使用可能な会員数について質問があり、神奈川では約40%がネット会員で連絡等に利用しているが、会報はネットでは送付していない。
④茶話会の会費について負担状況について質問があり、兵庫では。入学時の茶話会では同窓会が2万円負担している、卒業式の茶話会は、学習センターが負担している。
⑤研修旅行の費用負担状況について質問があり、主催はセンターだが、企画は同窓会というところがあった。基本的には費用は個人負担、または予算オーバーした部分については個人負担、講師謝礼が必要な場合は同窓会が負担しているとの意見があった。
⑥会費について議論があったが、各同窓会とも区々であり結論はでなかった。大まかな状況は、年会費500円のところが5組織、1000円のところが15組織、1000円以上のところが2組織、1万円で終身のところが6組織などであった。
⑦会報について、各同窓会あては今後メール送信することとなった。

すべての同窓会から、報告シートや情報交換会での共通の悩みとして、毎年のことであるが①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられた。東京の斎藤会長より、学友同窓会について、「検討元年」にしたらどうかとの意見もあった。

こちらも毎年のことであるが、報告に時間がとられ抜本的な解決案が議論できないまま終わり、消化不良の感があった。いずれにしても、島根同窓会のように、学習センターに存在感を示すような活動をすることが、まず必要と感じた。
(文責:石川)

 

島根同窓会第5回通常総会を開催しました

4月22日(土)、午後3時20分より第5回通常総会記念公開講座に続いて第2部として本総会を開催しました。総会は、司会の宅和理事の挨拶、竹下会長の挨拶、来賓としてこの4月に就任された島根学習センター道前緑新事務長の挨拶のあと、議長に竹下隆副会長を選出し、議事録著名人を指名してから議事に入りました。

総会議事は第1号議案の平成28年度事業報告、第2号議案の平成28年度決算・監査報告、第3号議案の平成29年度事業計画(案)、第4号議案の平成29年予算(案)に続き、第5号議案会則改正(案)、第6号議案として任期満了に伴う役員改選(案)が提案されました。会則改正の主な改正点は、第16条役員の構成、第17条役員の選任等、第18条役員の職務、第22条会費などです。以上の執行部提案の全ての議案が賛成多数で承認されました。

なお、改正会則、第3期新役員は本ホームページの「島根同窓会について」の中の「会則」と「役員」にそれぞれ掲載されました。また、本総会の議案書および議事録は、後日、会員の皆様に送付されますのでご閲覧いただきますようお願いいたします。

 

第9回市民公開講座「わが家の防災対策」を開催しました

平成29年4月22日(土)午後1時30分より島根学習センター4階第二講義室において第5回通常総会の第1部として総会記念公開講座「わが家の防災対策」~地震・風水害・雷・火災対策~(島根県消費者センター出前講座)を開催しました。当日は多くの参加者があり、比較的地震が少ないと思われていた山陰地方で鳥取西部地震や鳥取中部地震の発生によって、家庭での地震対策や防災対策の必要性の高さが伺えました。

講師として高橋浩二氏(パナソニック(株)エコソリューションズ社)をお迎えしました。講演の主なトピックは次の通りです。

地震について
・2013年8月30日より「特別警戒警報」の運用が開始されました。特別警報とは?
・最近の日本の主な地震
・1900年以降の地震Best 10
・緊急地震速報って知っていますか?
・世界のマグニチュード6以上の地震
・地震発生の確率、今後30年間に震度6弱以上に見舞われる確率
・地震以外の災害との確率
・チェックリスト(事前に配布されていた20の事項について自己診断)
・大地震に備えてとっている対策。家具の転倒防止など
・東日本大震災後の意識の変化。防災意識や節電意識の高まり
・震度と揺れ等の状況 0~7強まで
・日頃の備え-家庭での防災会議、非常時に役立つもの、非常持出し品、貴重品など(男性15kg、女性10kgが目安)、身の安全の確保、火、ガス、電気の安全の備え(停電時、冷蔵庫は冷蔵には7割位、冷凍にはぎっしりつめる)、避難経路の確保、帰宅困難者の心得10カ条
・阪神・淡路大震災の教訓-地震での死亡者は発生から15分内、災害時における電話利用の注意点、災害用伝言ダイアル(171)の利用方法、避難中での一番困るのはトイレの問題、情報収集はラジオの活用が効果的、地震の被害は火災保険では限定的
・家電品の震災安全対策-テレビの固定、冷暖房機の室外機の固定

風水害・雷・火災対策について
・台風とは-台風発生の気象条件、風速と被害の目安
・台風の対策-台風がくる前に、台風が来たら、避難時の注意点
・雷対策-人が雷に撃たれるとどうなるの?、金属を身に着けていると危険なの?、樹木のそばは危険?、雷が鳴っているいるときは電気機器のプラグは抜く。
・火災-逃げ遅れないように、住宅火災犠牲者の4割は就寝中、原因は放火が多い。
・火災警報器の設置場所-寝室は必須
・日本における設置効果と設置状況、メンテナンス効果
・消火器の使い方-必ず「取り扱い説明書」を読んでおくこと、また避難スペースをとっておくこと。

最後に
「釜石の奇跡」ということばがある。これは東日本大震災のとき釜石市の小中学校の全生徒の生存率は99.8%であり、昔からの言い伝えである「津波てんでんこ」を守ったからだ。「わが家の防災対策」の第一は「命てんでんこ」である。

平成28年度第2学期学位記授与式・卒業を祝う会が開催されました

平成28年度第2学期学位記授与式が、3月26日(日)午前11時から島根学習センター3階第1講義室で開催されました。第2学期は教養学部20名、大学院2名の方が卒業・修了され8名が出席された。また、初めての卒業は14名でした。最初に佐々学習センター所長より学位記が卒業生・修了生おひとりお一人に手渡され会場の出席者とともにその栄誉を讃えました。

次に佐々学習センター所長から式辞があり、まず、第2学期の単位認定試験は思いもよらぬ大雪になりましたが、受験者の皆様はさまざま困難を乗り越えて終えることができたことを述べられた。また、今回、84歳の方が1999年4月に入学し、18年間の勉学の末、このたび卒業されたことを報告された。昨年11月12日には、島根学習センターの開設20周年の記念式典、公開講演会、祝賀会を開催したが、祝賀会における岡部学長と出席者の皆さんとの写真撮影や和やかに談笑する姿は印象に残った。この時期、島根は神在月で,また、60年に一度の平成大遷宮も終えたところでしたが、改めてセンターの設立の意義を再確認できた。卒業生も自分の成果をみつめ直し、生まれ変わる力を願われました。

続いて来賓として足立前学習センター長と3回目卒業の会長に代わり石川同窓会副会長から祝辞がありました。足立先生はこの3月で客員教員を退任されるにあたり学習センター所長として、面接授業の折衝にあたって出会った先生がたの思い出をなつかしく回顧された。石川副会長は中国の季節の変化の故事や儒学者佐藤一斉「言志四録」を引用しながら、内外の厳しい社会の中で、放送大学で学んだことを活かし社会貢献してほしいと述べられた。

在学生を代表して心理と教育コースの北垣秀俊さんが送辞を述べられた。この日を迎えられた先輩方はそれぞれ平坦な道のりではなかったはずですが、試練を乗り越えられた向学心でよりよい学びの場になるよう励みたいと述べた。続いて卒業生を代表して心理と教育コースの吾郷宰子さんが答辞を述べられた。はじめに前日の東京NHKホールで開催された学位記授与式で北海道学習センターの方が99歳で4度目の卒業で特別表彰を受けられたとき会場は大きな拍手でつつまれ大変感動したことを報告された。ご自身は51歳のとき退職され、保育士を目指し全科履修生として入学した。面接授業での心理学実験のレポート、広島での脳の心理学の授業、肥後客員教員の心理学セミナーなど、卒業まで10年間の数々の思い出を述べられた。

続いて客員教員から卒業生おひとりお一人に花束の贈呈や会場を退場されるとき大きな拍手でご卒業を祝福しました。

続いて会場を4階第2講義室に移し同窓会主催の食事会を兼ねた「卒業を祝う会」を開催し卒業・修了生7名が出席されました。はじめに石川同窓会副会長、佐々学習センター所長の挨拶がありました。石川副会長より出席の卒業・修了生全員が同窓会に入会され、念願の会員100人越えが達成されたことを報告された。また、学友会より学友会会員の卒業生に手作りの記念品が贈呈された。続いて卒業生修了生よりこれまでの苦労話や感想、今後の抱負が述べられた。再入学する人、院に進む人、ちょっと休む人といろいろですが、時間はアッという間に過ぎ和やかな雰囲気の中で閉会した。

つい最近、「放送大学に学んで-未来を拓く学びの軌跡」(放送大学中国・四国ブロック学習センター編著,東信堂)が刊行された。放送大学の学びの喜び・愉しみ、学びの魅力が全編に綴られている。

東部地域 ”イチゴ狩り”のお知らせ

東部地域同窓会会員の皆様

松江にも桜開花のニュースが流れてきました。ようやく春の訪れを感じる候になりました。東部地域の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

このたび下記のように昨年に引き続き「イチゴ狩り」を計画いたしました。多くの皆様のご参加により春の1日を楽しくすごしませんか?

日 時 平成29年4月15日(土)10:00~12:00
会 場 「野津喜洋農園」(松江市福富町78)
集 合 島根学習センター(自家用車に相乗りして現地へ)
会 費 1,500円(当日現地にて支払い)
定 員 20人

お申込等は東部地域の皆様にお送りしているはがきにてお確かめ願います。

 

島根同窓会 第5回通常総会開催のご案内

島根同窓会会員の皆様

平素は島根同窓会の活動におきましてご協力ご支援を賜りありがとうございます。島根同窓会 第5回通常総会を会則第11条に基づき下記のように開催いたします。つきましては、ご都合の許す方は是非ともご出席いただきますようお願い申し上げます。当日は、第1部「市民公開講座」、第2部「第5回通常総会」の2部構成となります。会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

第1部 総会記念「第9回市民公開講演会」
日 時 平成29年4月22日(土)13:30~15:00
会 場 島根学習センター 4階 第二講義室
演 題 「我が家の防災対策」~地震・風水害・雷・火災対策~
講 師 高橋浩二 氏(パナソニック(株)エコソリューション社)

地震大国と言われる日本。近年これまで比較的地震が少ないと言われていた山陰地方ですが、2000年10月6日の鳥取西部地震、2016年10月21日鳥取中部地震が発生しました。家庭でも地震対策、防災対策の必要性が高まっており、多くの人が地震について”何とかしないと”と考えていますが、改めて現状の地震・火災・風水害対策等について、ご一緒に考え“備えあれば憂いなし“になる取組みをしませんか?

第9回市民公開講演会パンフ

第2部 第5回通常総会
日 時 4月22日(土)15:10-16:40
会 場 島根学習センター 4階 第二講義室
議 題 ①平成28年度事業報告、②同決算・監査報告、③平成29年度事業計画(案)、④平成29年度予算(案)、⑤会則一部改正(案)、⑥第3期役員改選

第1部の公開講演会にはどなたでも参加できますのでお知り合いの方もお誘いください。また、ご出欠のご返事は「第5回通常総会開催のご案内」の封書に同封されているはがきにてお願いします。

尚、昨年4月より放送大学島根同窓会は専用のホームページとメールを開設しました。

http://oushimaned.main.jp
E-mail: mado@oushimaned.main.jp

また、放送大学同窓会連合会のホームページ( http://rengokai.ouj-dosokai.net )がリニューアルされました。併せてご利用ください。連合会ホームページのトップページのメニューにある「同窓会会員限定公開ページ」(各同窓会が発行している会報が閲覧できる。)へのログインにはパスワードが必要になります。上記同窓会専用のメールアドレスにてお名前を明記の上お問い合わせ願います。

島根学習センター「開設二十周年記念誌」が刊行されました

島根学習センターは今年度開設二十周年を迎え、昨年11月12日に島根県立美術館において記念式典、記念公開講演会および祝賀会が開催されましたが、このたび放送大学島根学習せンター「開設二十周年記念誌」が刊行されました。

内容は次の通りです。(敬称略)
1.ごあいさつ 佐々 有生(島根学習センター所長)
2.放送大学島根学習センター20周年の歩み
3.島根学習センターの施設概要
4.20周年記念に寄せて(寄稿)
・内藤 富夫(第3代所長)
・足立 悦男(第4代所長)
・多々納道子(客員教員)
・平塚 純一(名誉学生)
・安部 保江(学生・卒業生)
・竹下 靖彦(島根同窓会会長)
・八田 定夫(学友会会長)

5.20年の歩み
・学生数の推移
・卒業生・修了生の推移
・市町村別在籍者数の推移
・学生サークルの状況
・写真でみる20年の歩み
・面接授業実施状況
・公開講演会実施状況
・だんだんゼミナール・だんだんセミナー実施状況
・だんだんサロン実施状況
・学生研修旅行実施状況
・歴代所長及び客員教員
あとがき

島根同窓会会員の皆様にとりましても島根学習センターは思い出深いものがあると思いますが、この冊子の配布を希望される方は島根学習センター(0852-28-5500)までお問い合わせ願います。

 

 

平成28年度第2学期学位記授与式・卒業を祝う会開催のお知らせ

平成28年度第2学期の「学位記授与式」と「卒業を祝う会」が次のように開催されます。今年度第2学期の学位記授与者は学士20人、修士2人の予定です。卒業・修了される皆様のご努力とご偉業を多くの同窓会員の皆様とともに大いに祝福したいと思いますのでご参加をお願いいたします。

1.学位記授与式
日 時 平成29年3月26日(日)11:00-12:00
会 場 島根学習センター 3階 第一講義室

1.受付・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10:30ー11:00
2.学位記授与式・・・・・・・・・・・・・・ 11:00-12:00
1)開式の辞
2)学位記授与
3)所長式辞
4)来賓祝辞
5)在学生代表送辞
6)卒業生代表答辞
7)花束贈呈
8)閉式の辞
9)記念写真撮影

2.卒業を祝う会
日 時 平成29年3月26日〔日)12:00-13:00
会 場 島根学習センター 4階 第二講義室

尚、「卒業を祝う会」(昼食会)への参加は会費(1,100円程度)のご負担をお願いすることになりますので、予めご了承願います。
続いて「平成29年度第1学期入学者のつどい」(13:30~、第一講義室)、「茶話会」(15:40~、第二講義室、会費 100円)も併せて開催されますのでご参加ください。

お問い合わせ・申し込み先 放送大学島根学習センター
Tel. 0852-28-5500    Fax  0852-28-1800    E-mail shimane-sc@ouj.ac.jp

平成28年度「修士論文発表会」が開催されました

2月4日(土)、「平成28年度修士論文発表会」が公開講演会に続いて開催されました。今年度は卒業研究の該当者はなく、次のお二人による修士論文の発表がおこなわれました。多くの方が参加され活発な議論が行われました。
発表者と発表内容は次の通りです。

・金山 朝子さん(修士・人間発達科学プログラム)
研究テーマ:小学校道徳内容項目「礼儀」について~主として「礼儀」資料の分析から~
家庭で行う「礼儀」が社会的背景から学校教育の中で期待されているが、道徳内容項目「礼儀」がどのように扱われているか、教材の分析をもとに研究した。まず、学習指導要領における項目内容を明確にした後、次の道徳教材を個人道徳と社会道徳の視点から分析した。①文部科学省「心のノート」とそれを改訂した「私たちの道徳」、②8社48冊の教材会社出版の教材、③地域や偉人の文化に係わる資料が多い自治体出版の教材。分析結果から、礼儀の意味を児童とともに考えられる資料が期待されるが、教科化にともない慎重な資料の選択が必要になる。個人道徳の向上が社会道徳の向上と連動し、相互に作用しあっているので、中学校への円滑な接続のため、中・高学年資料の検討の必要性や指導のあり方の実践研究が大切である。

・岡田 真さん(修士・自然環境プログラム)
研究テーマ:自転車競技におけるペダリングの数学モデル
非常にユニークなテーマが選択された。自転車競技にはロード競技(一般道、長距離)とトラック競技(競技場、短距離)がある。16年間競技を続け、4年間指導した中で疑問を感じたことは、①同じ体格での速さの違い、②選手それぞれのペダリングの違い、③最適な乗車ポジションである。①と②についてはペダリングスキルの違いがあると考え、ペダリングの動きを分析し、自転車ペダリングのモデル化を試み、円運動をスムーズに行うには、各円周上の点で、円の接線方向に力を加える必要があったが、関節トルクを運動方程式を用いて求めることができる。③については定点において力が最大になるサイドポジションを、ムーアペンロース逆行列を用いて求めることができる。大腿、下腿の長さもサドルポジションに影響する。

発表後、非常に活発な質疑応答が交わされました。これらの研究がさらに進展することを期待したいと思います。

公開講演会「歴史の工房-英国で学んだこと」を開催しました

2月4日(土)、島根学習センター 3階 第1講義室において、公開講演会「歴史の工房-英国で学んだこと」を定員一杯の60名が参加して開催されました。講師の草光俊雄放送大学教授は今年度末で退任されますが島根との縁が深いことからこの地で最終講義の意味合いを込めて開かれました。草光教授は島根学習センターで面接授業を2回(平成18年2学期と平成24年2学期)「ヨーロッパの歴史と文化」などを実施されました。また、昨年12月には演題と同じ書名の単行書(みすず書房)を刊行されました(写真上)。

講演の大略は次の通りです。(敬称略)
講演の内容は、①イギリスとの出会い、②留学時代、③帰国してからの三つに大別できる。

イギリスは最近ではEUの離脱するなどヨーロッパの中ではちょっと変わった国にみられるが、海を隔てた島国である点は日本と似ている。そうした中で祖父草光信成の存在が大きかった。祖父は出雲で生まれ、松江で育った洋画家で装飾的メソッドの画風であったが、黒田清輝の推挙でフランスに留学し、現在の日展の前身である帝展で3回連続特選を受賞した。また柳宗悦など出西窯の人たちとも繋がりがあった。

子ども時代に読んでいた19世紀後半から20世紀前半のイギリスのファンタジーな児童文学、たとえば「煙突掃除の少年」は大変面白かった。イギリスの湖水地方の文学や作品「ピーターラビット」などもイギリスの自然文学の影響でイギリスへの憧れの気持ちがあった。また、1920年代にオックスフォード大学に留学し、イギリスの歴史が大きく変わったときを体験している西脇順三郎の詩集に触れた。

大学が終わりになった頃、2ヵ月のヨーロッパ旅行に出かけた。フランス、ドイツ、オーストリアの他、残りのほとんどはイギリスであった。この間に松村高夫にイギリス・イングランドの中部にあるシェフィールド大学のラファエル・サミュエルのセミナーに一緒に行かないかと誘われる。ここでは、これまでは貴族や政治家などのエリートの歴史であったが、そうではなくひとり一人の一般の人々が世の中を変える、歴史を書き換える、歴史に登場しなっかたのは女性、労働者も男性の労働者だけでなく、そういう人たちと一緒にやろうという議論がすごく熱気につつまれていた。まさにHistory Workshop (歴史の工房)である。講義も独特である。講義をノートにとり、コピーし、これをファイルにしておく。それぞれのテーマ別に分類しておく。次に講義すときはそのテーマのファイルを引き抜いておき、次の議論を進める。また新しいテーマのファイルができるという具合である。歴史家はこういう勉強をするのかということを学んだ。

高校時代には海外の留学先として、アメリカ、ドイツも考えたが、やはりイギリスで勉強しようと思い、結局、シェフィールド大学ラファエル・サミュエル教授に師事することにした。(写真下 背景の建物はシェフィールド大学学生寮)

19世紀の半ばに産業革命が起こった。しかし、たとえば芸術性版画を作っていた職人は産業の中では手作業で働く職人になった。やがて版画は木版から魚版で印刷され、さらに輪転機によって大量に印刷することが可能になり、分業も進んだ。そこで博士論文のテーマは「イギリスの産業とデザイン」を提案された。産業博覧会や意匠登録の問題もあったがまだ誰も研究していなかった。産業革命によって、イギリスの製品はデザイン的に劣ってきたのではないか?盗作が増えたのではないか?-産業が発達することで生じた産業と技術と意匠の関係性をアーツ・アンド・クラフト運動のウイリアム・モリスやジョン・ラスキーを例として議論した。

その後、3年間ケンブリッジ大学で中国の科学技術史を研究しているジョゼフ・ニーダムの研究所に勤めた。

講演の随所で、イギリスの大学事情、留学生活(生のオペラやシェイクスピアなどの芝居の鑑賞と魅力)、放送大学の卒業研究(少なくとも文系の論文では、普通の学者の論文と同じようものではなく、自分の人生が出ていないと意味がない。皆さんの性格を反映させたものにして欲しい)、デザインと消費について等を述べられ、時間はアッという間に過ぎた。

現在、放送大学の授業ではヨーロッパの歴史の中で、18世紀以降の植物学的な見方ではなく、植物からみた人間の歴史の関係を講義している。「ヨーロッパの歴史II(’15)-植物からみるヨーロッパの歴史-」

 

 

会報「たたら」第8号(新年号)および記念公開講演会等の記録を掲載しました

”放送大学島根同窓会ホームページ”の開設後、初めての新年を迎えました。本年も会員の皆様のご意見、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

会報「たたら」第8号(新年号)を発行いたしました。新年号には「同窓会先輩会員を訪ねて」、「地区会員の近況報告(卒業後の私)」、「書架散策」など新しい企画をスタートさせ、盛りだくさんです。ぜひご覧になってください。

また、昨年11月12日に島根県立美術館ホールにおいて開催された放送大学島根学習センター開設20周年記念式典での挨拶・祝辞や記念公開講演会「脳型コンピュータ」「松江藩主・松平治郷の功績「財政再建と茶の湯文化の振興」」の記録も収載しました。併せてご閲覧ください。

トップページのメニュー「会報(たたら)」あるいは「講演会(公開講座)記録」をクリックしてお入りください。

公開講演会および修士論文発表会のお知らせ

つぎの通り公開講演会と修士論文発表会が開催されますので、多数のご参加をお願いいたします。

1)公開講演会「歴史の工房-英国で学んだこと」
日時 平成29年2月4日(土)13:30-15:00
会場 島根学習センター 3階 第1講義室
講師 草光 俊雄(放送大学教授)

2)修士論文発表会
日時 平成29年2月4日(土)15:30-16:30
会場 1)と同じ
発表者と参加者の意見交換も予定されています。

公開講演会・修士論文発表会

 

竹下会長「島根あいてぃ達者」知事賞受賞

%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e3%81%a8%e6%87%87%e8%ab%87g本日、平成28年度「島根あいてぃ達者」知事賞の表彰式が島根県庁知事室であり、本会竹下会長が受賞者の一人として表彰されました。竹下会長はご承知のように会報「たたら」の編集・発行、本会ホームページの開設、運営において大変ご尽力されました。ここに会員の皆様と共に大きな拍手で祝意を捧げたいと思います。おめでとうございました。

 

・島根県庁ホームページよりhttp://www.pref.shimane.lg.jp/life/information/joho/IT_riyou/aitei/

 

中部地域 消費者問題講演会および会員懇談会を開催しました

11月26日(土)、パルメイト出雲4階ホールにおいて出雲市消費者問題研究協議会主催・放送大学島根同窓会、放送大学島根学習センター後援の講演会「つながろう!消費者被害ゼロをめざして!」~安心してくらせる地域づくりをともに!!~が開催されました。講師には一般社団法人消費者市民社会をつくる会代表理事 阿南 久 氏を(元消費者庁長官)をお迎えしました。

講演の概略は次の通りです。
・ASCON (Association to a Society with a Consumer Citizenship) 設立(2014年10月) -消費者が「消費者力」と「消費者市民力」を、企業が「消費者志向経営力」をつけることができるように、ともに力を合わせて”出会い・学びあい”の場を設け教育・啓発事業を推進する。
%e6%b6%88%e8%b2%bb%e8%80%85%e5%95%8f%e9%a1%8c%e8%ac%9b%e6%bc%94%e4%bc%9ad・消費者の権利の確立と消費者庁の創設
1)「消費者基本法」改正(2004)-消費者の権利(安全を確保する、選択の機会を確保する、必要な情報が提供される、教育の機会を確保する、意見が反映される、消費者被害が救済される)を明記。2)消費者行政推進基本計画閣議決定(2008)-消費者・生活者の視点に立つ行政への転換- 3)消費者庁のMission-消費者・生活者目線の職員を育てる!国民に消費者庁を知ってもらう!

・日本における消費政策の課題~消費者市民社会づくり~
1)問題は、”消費者力不足!そして相談者不在”-情報を集められない、情報を読み解けない、暮らし方を教え(伝え)てくれる人(ところ)、相談できる人(ところ)がいない。孤立している、人と話をする機会が少ない。2)そのために市民同士の”声掛け”・コミュニケーションの中で、”教えあい”、”学びあい”、”助け合い”を推進する。3)”消費者市民社会づくり”のため自分たちの住んでいる地域と暮らし・未来を守り、つくる国民運動!

・島根県の取組み
1)高齢者・障がい者の消費者トラブル「見守りガイドブック」-問題をきづいたときの対応手順  2)危険!電話勧誘の詐欺事例-「還付金をお返しします」「電話番号が変わったよ」「絶対にもうかります」「宝くじの当選番号を教えます」はキケン

・消費者のエンパワメント!
1)新しい食品表示制度の理解促進(食品表示法 平成27年4月1日施行)
2)食品ロスの削減 ”もったいない!”

・消費者の5つの責任と連帯と協働の推進
1)5つの責任-批判的意識、自己主張と行動、社会的関心、環境への自覚、連帯
2)消費者、事業者、行政がともに歩む!
最後に「子どもを事故から守る!プロジェクト」テーマソング「おしえてね アブナイカモ」の踊りを曲に合わせて講師自ら披露されました。

講演会終了後、会場を近くのホテルのレストランに移し、食事会を兼て会員懇談会を開催しました。和やかな雰囲気のもと下記などについて活発に意見を交換をしました。

・再入学の申込み・単位のとり方
・カリキュラム改正
・会報に掲載する「会員訪問」について
・のぼりと共に腕章の製作
・面接授業でのお茶などのサービス、他学習センターとの比較
・広報「たたら」と同窓会ホームページの内容の違い

ボウリング&忘年会開催のお知らせ

 ボウリング&忘年会開催のお知らせ

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9a昨年に引き続き学友会ボウリング(共催同窓会)を計画しました。

昭和40年代に中山律子さんの“律子さん”“律子さん”のCMで第一次ボウリングブームが懐かしく、思い出されます。

東京オリンピック2020の採用種目にはなりませんでしたが、現在第二次ボウリングブームが再燃しています。特に高齢者が集い楽しくピンを激しく揺らしています。往年(現役)のボウラーの皆さんの妙技(?)を楽しみにしています。無理をせず楽しく気楽に投げましょう。

日 時 平成28年1210日(土)16スタート(18時30分から場所を移動し忘年会を開催)
場 所 松江市寺町99-26 (電話0852-28-5656) 松江センターボウル(現地集合15時30分)
内 容 2ゲーム(ゲーム代は放送大学負担 先着16名)

(※希望者が沢山の場合は、ご負担をお願いするかもしれません・・・・)
貸し靴代 200円は各自でご負担下さい。マイシューズお持ちのお方はご持参下さい。

持参品 放送大学学生証(学割適用のため必要です)、飲料水・タオル

―来年にかける“忘年会”開催のご案内―

日 時 平成28年1210日(土)1830(ボウリングに続き場所を移動して開催)
場 所 「味彩 あなたのいえ」(松江市朝日町字伊勢宮532-2) (電話0852-28-2268)

・売布神社交差点を東側道路を進み200m先右側(看板あり)
(18:15学習センター集合の上会場に向かいます)

会 費 4,000円(飲み放題付) ※どなたでも参加できます。%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9b

〒690-0061 松江市白潟本町43
放送大学島根同窓会
会長 竹下靖彦

 

・・・・・・・・・・ 申  込  書 ・・・・・・・・・・

下記行事に参加される場合には□内にㇾをご記入下さい。
申込み締切 12月6日(火) 学習センター FAX 0852-28-1800TEL 0852-28-5500

□ ボウリング  □ 忘年会

氏   名
連絡先(℡)

中部地域同窓会会員の皆様へのお知らせ

朝夕すっかり冷え込む季節になりました。
中部地域の会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
このたび、下記の消費者問題講演会を島根同窓会は後援いたします。何かとご多用中のこととは存じますが多くの皆様のご参加をお願いいたします。

演題 「つながろう!消費者被害ゼロをめざして!」
~安心してくらせる地域づくりをともに!!~
近年複雑・多様化する消費者被害を防ぐため、安心してくらせる地域づくりを考えます。

日時 平成28年11月26日(土)10:00~11:40
会場 パルメイト出雲 4階ホール(出雲市今市町2065)
講師
一般社団法人 消費者市民社会をつくる会
代表理事 阿南 久 氏 (元消費者庁長官)

講演会終了後、会場を移し、食事会を兼ねて会員懇談会を開催いたします。放送大学のこと、島根学習センターや島根同窓会へのご意見、ご要望などどのようことでも結構ですのでお聞かせください。

尚、会員懇談会の詳細や申込先等につきましては近日中に送付されます封書にてお確しかめ願います。

・消費者問題講演会パンフ

・パルメイト出雲 交通アクセス

 

 

鳥取西部地域 公開講演会と会員懇談会を開催しました

平成28年10月1日(土)に米子市の米子コンベンションセンター 5階 第5会議室において公開講演会と鳥取西部地域会員懇談会を二部構成で開催いたしました。当日は公開講演会は30名、会員懇談会は20名の参加があり、多くの出席者から種々の質問や、意見、要望があり、盛会の内に終わりました。

1.公開講演会「日本の城郭 米子城」(13:30~15:30)

講師として今年度1学期の面接授業「日本の城郭史-松江城」を担当され好評だった金澤雄記氏(国立米子工業高等専門学校助教)をお招きした。講演の概要は次の通りである。

1)そもそもphoto2b天守とは
・巨大な武器庫(土蔵)で殿と姫が城下を見下ろすことはない。
・ここは生活空間ではなく普段の生活は別の建物である御殿で過ごす。
・万が一戦争になった時の司令塔である。米子城は天守が二つあるが、過剰防衛の拠点であり、象徴であった。

2)天守の歴史
・関が原(1600)から武家諸法度(1615)までは正に一国一城の築城ラッシュであった。(第1次築城ブーム) それ以降は新築は行われていない。
・明治前期に廃城令が出て故意的に8割が取り壊された。米子城はここで取り壊されたが、松江城は櫓や御殿等は取り壊わされたが、天守は市民運動によって残った。
・第2次大戦中に名古屋城、広島城、岡山城、首里城など9天守が戦災で消失したため、現存するものは、姫路城、松本城、犬山城、彦根城、松江城など12天守のみである。
・昭和30~40年代にかつて戦災によって消失した城、廃城令によって取り壊された城の地元からの天守を復元してほしいという要望が強く第2次築城ブームが起こった。しかし鉄筋コンクリート造りの外観復元が多い。
・平成10年頃から昔のままで木造で完全に復元しようとする第3次築城ブームが起こった(掛川城、大洲城、首里城など)。また御殿(名古屋城)、櫓(熊本城)なども復元された。
・今後、昭和年代に復元された天守は耐用年数を超えると木造での再復元の可能性がある。(第4次築城ブーム?)

3)米子城の歴史と復元
・1591年 吉川広家が築城、1596年頃小天守を築く。1600年 中村一忠が増築し、1601年頃大天守を築く。建築年代が10年異なる2基の天守がある珍しい例。
・明治初期 廃城令によって解体。古写真は1枚残る。
・復元には古写真、設計図、写生的な絵が必要。
・小天守は三重四階、不等辺五角形平面で内部は完全に分かり、外観は推定できる。設計図や史料が残っているので実際に復元しようとすると、日本で木造完全復元の可能性がある数少ない天守である。
・大天守は四重五階、矩形平面で、外観は大体分かり、内部は推定できる。実際に復元しようとすると、やや史料不足であり、木造5階建ての建築は建築基準法のネックになる恐れがある。
・その他、城郭の見学の際の石垣から築城年代を見分ける方法や復元の際にはどの位費用がかかるかといった興味深い話があった。

2.会員懇談会(15:40~16:50)

photo2a会員懇談会は一昨年の浜田、昨年の出雲に続いて3回目である。公開講演会の後、同じ会場で佐々学習センター所長、北川広報主任のご出席の下、多くの同窓会会員、学友会会員と共に下記のようなことについて活発な意見交換を行い有意義な時間を過ごしました。

・島根学習センター開設20周年記念事業の準備状況
・カリキュラム改正について
・各会報(だんだん、たたら、学友会だより)を含めた広報のあり方、幅広い年代へのアプローチ、フェースブックの利用
・面接授業への要望
・学習相談の利用、だんだんセミナー、だんだんサロン等への参加

「平成28年度第一学期卒業を祝う会」が盛大に開催されました

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去る、平成28年9月25(日)、学位記授与式終了後、島根学習センター4階第二講義室において、卒業生を祝う会が開催されました。本会は同窓会が主催し学習センターが共催して行われたものです。今回の出席者は3名と前回に比べ少しすくなかったですが、会はいつものように大いに盛りあがりました。お祝いには佐々島根学習センター所長様、各客員教授の皆様も参加していただき、緊張から解放された卒業生の晴れやかな表情でとれも華やかな雰囲気のなかで行われました。

はじめに、竹下会長から、卒業生・修了生の努力や支えていただいた方への感謝を込めて、お祝いの挨拶がありました。また、最近のニュースを例に放送大学の認知度アップの必要性についての話があり、またあと少しで100名の大台に乗ることから、同窓会への加入のお願いもありました。

恒例により、食事をとったあと、卒業生の方々からひと言ずつ苦労話や今後の抱負などを話していただきました。
卒業生の方からは「二度であり最初のときより苦労は少なかった」、参加された3名の方はいずれも「継続入学したい」、などそれぞれに思いを語っていただきました。続いて、出席いただいた客員教授のみなさまからも、お祝いの言葉や担当されている専門の紹介などもしていただきました。

その後、同窓会のメンバーから作文の時間での活動状況や自身の取り組んでいる状況の紹介などをしていただき、時間いっぱいまで和やかな、ひと時を過ごし終了しました。
(記 石川直樹)

 

平成28年度 第1学期学位記授与式が行われました

photo4-1平成28年度第1学期学位記授与式が、9月25日(日)午前11時から島根学習センター3階第1講義室で開催されました。第1学期は教養学部16名の方が卒業され8名が出席された。また、初めての卒業は9名であった。最初に佐々学習センター長より卒業生おひとりお一人に晴れの学位記が手渡され会場の出席者ともにその卒業を讃えました。

photo-5-2次に佐々学習センター所長から式辞があり、今夏の感動がまだ覚めやまないリオデジャネイロオリンピックでの松江市出身錦織圭選手が96年ぶりのメダル獲得の活躍に触られ、スペイン・ナダル選手との対戦の第2セットを落とし何度も気持ちが落ちかけたときも、集中力を切らさず、勝利と銅メダルへの執念をもち、勝利後も仲間へ感謝の気持ちを忘れませんでした。卒業生の皆様にも錦織選手の思いと重なる部分があったと思います。家族、同僚、学友など多くの人の支えがあったと思われますが、これからもさまざまな目標に向かっていきいきと豊かに歩まれることを望まれました。

続いて来賓として足立前学習センター所長と竹下島根同窓会長から祝辞がありました。足立先生は湯浅邦弘著”超入門「中国思想」”から孟子、孔子らの思想を引用し、卒業生にはなむけのことばを贈られました。竹下会長は同窓会は社会貢献にさらに一歩を踏み出したい。皆様には放送大学で学ばれた知識を地域社会の多くの方面で役割を果たしてほしい。そのためにはリーダーとして推されてもその準備をしてほしい。そして同窓会に入会して放送大学との繋がりを保っていただきたいと述べられました。

在学生を代表して生活と福祉コースの佐々木惇敏さんが送辞を述べられた。この日を迎えられた先輩の向学心や不屈の精神を学ぶと共に放送大学の「教養はエネルギーだ」をモットーとし、さらに学習に励みたいと述べた。続いて卒業生を代表して心理と教育コースの小村朋子さんが答辞を述べられた。大学を卒業することは長い間の念願であったので、短大卒業後、家庭との両立等幾多の困難を経験したが、放送大学全科履修生として再挑戦した。さまざまな支援や刺激を得ながらも乳幼児心理学など学ぶ楽しさを味わうことができ、今後も学び続けたいと述べたphoto5-3

続いて客員教授から卒業生おひとりお一人に大きな拍手とともに花束の贈呈がありご卒業を祝福しました。

放送大学島根学習センター開設20周年記念公開講演会開催のお知らせ

放送大学島根学習センターはその前身である放送大学島根地域学習センターが平成8年10月に松江市に開設されてから本年10月で20年が経過しました。これを記念して次のような記念講演会が開催されることになりました。多くの卒業生にとってもっとも縁が深い島根学習センターに思いを起こし、多くの皆様のご参加をお願いいたします。

日時 平成28年11月12日(土)14:30~16:30
会場 島根県立美術館ホール(松江市袖師町1-5)

講演1(14:35~15:35)

演題 脳型コンピュータ
講師 岡部洋一 (放送大学学長)

昨今、何回目かのAIブームである。コンピュータが碁のチャンピオンを破ったということで、コンピュータが人間を越えるシンギュラリティと呼ばれる時期や効果まで議論されている。これは1950年代頃から始まった生物の脳を模した神経回路と呼ばれる研究に立脚している。また、1980年代には日本の研究者も大きな貢献をしている。この講演では、こうした歴史を踏まえ、神経回路を用いた脳型コンピュータを概観するとともに、現在できることとできないことの境を明示する。

講演2(15:45~16:30)

演題 松江藩主・松平治郷の功績「財政再建と茶の湯文化の振興」
講師 藤間 寛 (島根県立美術館学芸専門官・松江歴史館学芸専門監)

定員 180名(入場無料、申込不要)

お問合わせ先 放送大学島根学習センター
Tel.   0852-28-5500    Fax  0852-28-1800    E-mail  shimane-sc@ouj.ac.jp

島根県立美術館 交通アクセス
http://www.shimane-art-museum.jp/guide/index.html#access

 

鳥取西部地域同窓会会員の皆様へのお知らせ

例年にない酷暑の夏もようやく過ぎ去ろうとしております。
鳥取西部地域の会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
このたび、下記のような公開講演会および同窓会会員、卒業生、在学生との懇談会を開催することになりましました。ご多用中のこととは存じますが多くの皆様のご参加をお願いいたします。

1.公開講演会「日本の城郭 米子城」

日時 平成28年10月1日(土)13:20-15:20
会場 米子コンベンションセンター 5階 第5会議室
講師 金澤雄記 氏 (米子工業高等専門学校助教)

米子城は吉川広家が築城し中村一忠が増築したため、山頂には建築年代の異なる二基の天守が存在した。惜しくも廃城令によって明治初期に取り壊されたが、特に小天守には幕末期の修理の際に描かれた指図が残っているため精密な復元が可能である。日本の城郭史を紐解きながら米子城の価値を探る。

2.鳥取西部地域同窓会会員・卒業生・在学生との懇談会

日時 平成28年10月1日(土)15:30-16:50
会場 米子コンベンションセンター 5階 第5会議室

この懇談会において日頃感じておられる放送大学や島根学習センター、島根同窓会について、ご意見、ご要望、疑問点等についてお聞かせください。

米子コンベンションセンター 交通アクセス
http://web.sanin.jp/p/bigship/15/

お問い合わせ・申し込み先 放送大学島根学習センター
Tel.   0852-28-5500   Fax  0852-28-1800    E-mail  shimane-sc@ouj.ac.jp

平成28年度1学期学位記授与式・卒業を祝う会開催のお知らせ

平成28年度1学期の「学位記授与式」と「卒業を祝う会」が次のように開催されます。

1.学位記授与式
日時 平成28年9月25日(日)11:00-12:00
会場 島根学習センター 3階 第一講義室

1.受付・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10:30ー11:00
2.学位記授与式・・・・・・・・・・・・・・ 11:00-12:00
1)開式の辞
2)学位記授与
3)所長式辞
4)来賓祝辞
5)在学生代表送辞
6)卒業生代表答辞
7)花束贈呈
8)閉式の辞
9)記念写真撮影

2.卒業を祝う会
日時 平成28年9月25日〔日)12:00-13:00
会場 島根学習センター 4階 第二講義室

今年度1学期の学位記授与者は学士16人の予定です。皆様のご努力と偉業を祝福したいと思いますので多くの同窓会員のご参加を希望します。
尚、「卒業を祝う会」(昼食会)への参加は会費(1,200円程度)のご負担をお願いすることになりますので、予めご了承願います。
続いて「入学者のつどい」(13:30-14:30、第一講義室)、「茶話会」(15:30-16:30、第二講義室)も併せて開催されます。

お問い合わせ・申し込み先 放送大学島根学習センター
Tel.  0852-28-5500    Fax  0852-28-1800   E-mail   shimane-sc@ouj.ac.jp

島根同窓会会員の皆様へのお知らせ

島根同窓会会員 各位

平成28年8月2日
同窓会会長 竹下靖彦

会員の皆さま、その後お変わりございませんか?
梅雨が明けて酷暑の季節が来ました。今年はセンター開設20周年記念事業が始まりました。島根同窓会も会員を対象にして下記行事を開催します。是非ご参加下さい。

1、センター開設20周年記念公開講座(同窓会共催)

日時 平成28年8月27日(土)13:30~15:30
会場 島根学習センター3階「第一講義室」
演題 『モネを追うセーヌ河岸の旅』
講師 佐々有生先生(島根学習センター所長)
会費 無料

2、暑さを楽しむ納涼会(島根学友会共催)

日時 平成28年8月27日(土)18:30~20:30
会場 『松江 巴庵』 Tel..24-2673(伊勢宮町535)
松江市伊勢宮町新天地より西へ20m
会費 4,500円(当日集金:飲み放題・税含む)

※ご参加の場合はお手数ですが、来る8月20日までに島根学習センターにご連絡をお願いします。

電 話 0852-28-5500(平日18:30・土日18:00まで)
FAX  0852-28-1800(24時間受付)
閉所日 毎週月曜日

公開講演会「松江城天守国宝指定の秘話」「マイナンバー制度」の講演記録を掲載しました

平成28年2月7日(土)に開催した第6回公開講演会「松江城天守国宝指定の秘話-国宝指定の決め手は-」および4月16日(土)に開催した第7回公開講演会「マイナンバー制度について」の講演記録を掲載しましたのでご閲覧ください。 (トップページのメニュ-”講演会(公開講座)記録”をクリックしてお入りください。)

グラフィックス7

 

会報(たたら)第7号を発行しました

kaiho007h会報「たたら」第7号には、第4回通常総会、会長挨拶、センター長挨拶、客員教授挨拶、平成27年度第2学期学位記授与式および卒業を祝う会、修士修了・学部卒業生の声、卒業研究・修士論文発表会に参加して、公開講演会「松江城天守国宝指定の秘話-国宝指定の決め手は-」、作文の時間発表、会員リレートーク、同窓会よりのお知らせ、同窓会活動日誌、島根学習センターからの行事ご案内、島根同窓会当面の行事案内、新会員の紹介、編集後記などが掲載されています。是非ご一読ください。

放送大学同窓会連合会 第19回通常総会模様

5月28日(土)、29日(日)の二日間にわたり、幕張国際研修センターにおいて、放送大学同窓会連合会の第19回通常総会が開催されましたので、その模様を報告します。

1日目は、最連合会初に第1部として、総会が開催されました。冒頭、矢野連合会会長からの指名で、今年3月に発足した福島同窓会の斉藤会長から挨拶がありました。会員41名でスタートした。本日皆さんの仲間入りができました。よろしくお願いしたいとの挨拶があり、岩手を残して最後から2番目の発足とのことでした。続いて、この度の熊本地震で被害にあわれた、熊本の石和会長と大分の川野会長からそれぞれ、お礼の挨拶がありました。内容は地震後、いち早く矢野連合会会長はじめ各方面から激励のメールや電話を頂いきありがたかった。また義援金もいただいたことも紹介されました。幸い役員については大きな被害はなかったが会員全員についての把握はまだできていないとの報告がありました。

続いて、同窓会OBの川上さんの指揮で、全員で学歌を歌いました。
議長は栃木同窓会の須藤会長が選ばれ、議事に沿って進められました。第1号議案のH27年度活動報告から、第5号議案のH28年度役員改選(案)について、矢野会長から報告と提案がありました。主な質疑内容は以下のとおりです。第1号議案では、地区同窓会は全国一巡したのか?(鹿児島)。これに対し、各地区3~4回目となっており定着してきた。ただ、全県には至っていない。幹事は持ち回りなので協力をお願いしたい。(矢野会長)今年は、品川プリンスホテルでの「卒業・修了祝賀パーティー」の参加者が少なかったとの報告があったが、以前はどうだったのか?(佐賀)。前々回は805名だった。卒業者の開示がないので、過去と単純比較ができない。(矢野会長)などの質疑や連合会のホームページの再構築についての概要説明、平成27年度祝賀パーティー実施報告等がありました。その他第4号議案まで説明があり、原案どおり承認されました。第5号議案では、新会長に津野さん(京都)、新副会長に網倉さん(山梨)等の新役員の提案があり原案どおり承認されました。続いて、第2部の検討会では「SC、サークルと学友会、同窓会の三位一体活動」をテーマに、同窓会活動アンケートの結果報告(齊藤理事)、6地区交流会実施報告(津野副会長)がありました。交流会実施報告について、資料として配布して欲しいとの要望があり、津野副会長から別途配布するとの回答がありました。九州地区は特に広いし沖縄もあるので、国柄も多様である。そういったなかでの地区交流会では、事前に資料で意見を頂いてからの議論をしたことから有意義な会となった。(熊本)行事をするときの障害保険のことだが、学籍のない同窓会員がいるので、連合会として保険を提示するなどの方法は考えられないか。(大阪)詳しいことはわからないので、調査をしてみたいとの回答があった。(津野副会長)

最後に、放送大学本部の來生副学長から以下の所感がありました。議論を聞いていて、自分が来た6年前に参加したときより連合会の規模が拡大しており、学習センターと一体となった活動がさなされ支援いただいていることがわかった。ネット利用に関していえば、コンピュータ化を進めていく方向である。放送大学の最大の課題は財政の問題であるので、双方向性を持たせたオンライン授業を拡大していきたい。パソコンが使えない学生にはコンピュータを使ってもらえるような授業を考えている。現状でも授業はあるが、必ずしも初心者のために役立っていない。また学習センターで実施しているブロック会議での話題は「地域貢献」であった。放送大学は一般の大学と違ってボランティア経験の豊富な学生がいるため、放送大学の特徴としてアピールできないか検討している。同窓会や学友会の力を借りたいと思っている。

2日目は情報交換会が行われました。最初に現在検討中の新ホームページについて紹介があり、意見交換をしました。基本構成として、閲覧は対象者により、4つのパターンを用意することでセキュリティを確保すること、すべての同窓会の会報を掲載することなど概要説明がありました。

意見として、セキュリティが甘いとの指摘がだされた。(広島)これに対し千葉では同意書をもらって掲載しているとの意見がだされた。一般企業ではホームページにプライバシーポリシーを掲載し最低限のセキュリティが確保されていることや、一般大学の同窓会ではパスワードなしでだれでも閲覧できることなどが紹介された。(東京)いずれにしても、個人情報に係ることから慎重になりながらも、前向きに検討することで落ち着きました。

島根同窓会のホームページは、基本的に会員と島根学習センターからのリンクの学生のみを閲覧対象にしていることから、閲覧対象者が広がることにつては再度検討が必要と感じました。

その後、すべての同窓会から、事前提出の報告シートを中心に活動のトピックスの紹介がありました。共通の悩みとして、①役員の高齢化と後継者不足、②財政の問題、③同窓会の魅力や存在意義、④新規会員数の減少などがあげられました。

地域貢献の強化などの案がでましたが、課題の発表に時間がとられ抜本的な解決案がでないまま終わり、消化不良の感がありました。
いずれにしても、島根同窓会のように、学習センターに存在感を示すような活動をすることが、まず必要と感じました。(文責:石川)

 

同窓会連合会中四国ブロック第4回交流会が開かれた

グラフィックス84月9日(土)~10日(日)2日間にわたって、同窓会連合会中四国ブロック第4回交流会が岡山同窓会担当で開かれた。交流会は中国地方と四国地方同窓会が、担当を毎年交互に開催しており、島根は設立が最後となり、第2回から参加をしている。

交流会の趣旨は、同窓会の大小、歴史の差異はあるものの、それぞれの特徴を生かした活動に取り組んでいて、成功例や困難に直面している課題について、報告と克服策について助言と意見交換することで、連帯感を強め相互に情報交換するものである。

運営は開催担当同窓会に一任しているため、県の特徴が表れていて、交流会と特別講演会であった。

グラフィックス7特別講演会は、放送大学にて心理学を学び、社会にお返し人生として「NPO法人マザーリーフ」理事長の藤 恵子さんによる「放送大学からの出発とマザーリーフ仲間とのお返し人生」で、心理が句を通じて岡山刑務所で絵本読み聞かせ、傾聴ボランティア、高齢者支援、女のカウンセリング研究会などを通して、「真我人(しんがびと)」(その人の心の中を覗く)社会貢献を行っている、実践活動の講演でした。放送大学にて学んだ教養を社会で実践されている姿が、多くの事例をもとに熱く語られ、卒業後社会に還元する理想の実践報告でした。まさにOB活動の典型ともいえる示唆に富んだお話しでした。

グラフィックス6交流会では、課題は①会員増加への取り組み、②独自活動の取り組み、③役員後継者への取り組み、④センターと同窓会の相互協力樹立、⑤基本財政の確立などについて、意見交換を行った。特に、同窓会設立年数が経過した以後における役員交代を如何に計画的に準備するかであった。

次回は四国徳島同窓会が担当するため、多数の参加を要請され散会した。(記:竹下)

平成27年度第2学期「学位記授与授与式・修士修了式」が開催されました

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平成28年4月3日(日)午前11時より、学位記授与式・修士修了式が第一講義室にて開催されました。本2学期の対象者は、修士修了者2人、学士卒業者22人の合計24人の内、当日は修士修了者1人、学士8人の9人の方が晴れの学位記を授与された。今学期の特徴は、学士22人中実に18人が初めての卒業を迎えられた。卒業者の中には5コース目の卒業を迎え、名誉学生授与目前となられる学生もおられました。

式では、センター佐々所長から卒業者終了者に対し、学位記、修了証が授与されました。続いて佐々所長より、「卒業を迎えるにあたって、当人は勿論のこと、ご家族の支えによって成し遂げられたことで、次は学んだ見識を社会に還元してほしい。」と祝福の言葉が述べられた。

来賓は足立前所長に続いて、竹下同窓会長から「高等教育を地域の中で存分に発揮し、放送大学の存在を示してほしい。」「同窓会に入会し、大学の発展に共に寄与してほしい。」と激励のエールを送った。合わせて客員教員各自からお祝いと激励が述べられた。在学生からの送辞は、青木留美さんが「先輩方の真摯に勉学される姿に感動するとともに、後輩も大いに学んで晴れの卒業を目指したい。」と、在学生を代表して送辞を述べられた。
卒業生代表答辞を「生活と福祉コース」卒業された、石倉八千代さんは「病気で夫を亡くし義母を見送り子供の巣立ちで1人となり、通信高校で学び放送大学へと進み、面接授業の楽しさを謳歌しつつ充実した学生生活でしたので、引き続き学びます」と述べられた。

恒例の来賓挨拶を竹下同窓会長より、「学んだ知識を社会に還元を」と祝辞を述べた。最後に花束を客員教員より各自に手渡し、卒業の労に祝福を送られた。(竹下記)

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島根同窓会第4回通常総会を開催しました

グラフィックス94月16日(土)午後3時20分より第4回通常総会の第2部として本総会を開催しました。出席者は16名、委任状提出40通、全体として56名(63%)でした。

総会は、司会者の挨拶、竹下会長の挨拶、ご来賓の佐々島根学習センター所長の挨拶のあと、議長に石川副会長を選出し、議事録著名人指名してから議事に入りました。

総会議事は第1号議案の平成27年度事業報告、第2号議案の平成27年度決算・監査報告、第3号議案の平成28年度事業計画(案)、第4号議案の平成28年予算(案)の執行部提案の全ての議案が賛成多数で承認されました。

本総会の議案書および議事録は、会員の皆様に送付されますので、ご閲覧いただきますようお願いいたします。

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公開講演会「マイナンバー制度」を開催しました

グラフィックス4平成28年4月16日(土)午後1時30分より島根学習センター3階第一講義室において第4回通常総会の第1部として標記の総会記念公開講演会を開催しました。当日は多くの参加者があり、これからの税と社会保障の問題として関心の高さが伺えました。

講師として柏木健志氏(松江市政策企画課主任)と庄司靖氏(松江市市民生活相談課市民活動推進係 専門企画員)をお迎えしました。柏木氏からは主として制度面から、庄司氏からは運用面について講演されました。

マイナンバーとは昨年10月から、日本国内の全住民に通知された一人ひとり異なる12桁の番号で、個人が特定されないように、住所地や生年月日と関係ない番号が割り当てられ、メリットとしては、公平・公正な社会の実現、国民の利便性の向上、行政の効率化等が挙げられています。

平成28年1月からいろいろの場面でのマイナンバーの提示(通知カード+本人確認書類、または個人番号カード)が必要になり、各種手続きには、申請書などには個人番号欄が追加され、記入した個人番号が正しいか確認されます。しかし、このような制度の運用に当たっては、厳格な個人情報保護の措置が必要になるでしょう。情報漏洩などの不安に対して、一応、制度面では安心・安全な仕組みを構築し、システム面では個人情報は、今までどおり分散して管理するとのことです。しかし、マイナンバーに便乗した詐欺(架空請求、還付金詐欺、振り込め詐欺など)が既に発生しており、島根県でも被害総額が5億円に達しているとのことです。

グラフィックス5マイナンバー制度についてはその利用拡大に向けて公共性の高い分野(預貯金口座への付番、特定健康診査、健康指導、戸籍事務、旅券事務、証券分野など)での利用が検討されているようです。また平成29年1月からはマイナポータルという仕組みがスタートするとのことです。これは自分自身のパソコン上で、行政が保有している情報を確認でき、一人ひとりにあったサービスの受け取りや納税や引っ越し手続きのワンストップ化が予定されています。

最後の質問の時間では多くが情報漏洩など安心・安全に関わるものでした。マイナンバー制度については個人個人がその内容をよく理解して、それから利用することが大切になると思います。

 

「平成27年度第2学期卒業を祝う会」が開催されました

グラフィックス34月3日(日)に行われた学位記授与式の後、学習センター4階の第二講義室において、卒業生を祝う会が開催されました。本会は同窓会が主催し学習センターが共催して行われたものです。お祝いには佐々島根学習センター所長様、各客員教授の皆様も参加していただき、会場は、緊張から解放された卒業生・修了生の晴れやかな表情でとれも華やかな雰囲気に包まれました。

はじめに、竹下会長から、卒業生・修了生の努力や支えていただいた方への感謝を込めて、お祝いの挨拶がありました。あわせて同窓会への加入のお願いもありました。また、恒例となった学友会からのお祝いの記念品が八田会長から各会員に贈られました。その後、食事をとったあと、卒業生の方々からひと言ずつ苦労話や今後の抱負などを話していただきました。

看護師の方からは「働きながら勉強することの大変さ」や、若い方からは「自身の成長してきた環境から学びを深めたかった」など、それぞれに思いを語っていただきました。
続いて、客員教授のみなさま全員からお祝いの言葉をいただき、佐々島根学習センター所長からは、島根で学芸員の資格取得のための仕組み作りについて、検討状況の報告もいただきました。

最後には同窓会のメンバーがそれぞれ自己紹介と自身の体験に基づいたアドバイスを送り、時間いっぱいまで和やかに過ごし終了しました。(記 石川直樹)

 

本日、放送大学島根同窓会ホームページを開設しました

放送大学島根同窓会のホームページは2月11日に仮開設しました。その後、使用したソフトウェアの機能のチェックや搭載するデータの整備などに努めてきましたが、本日、正式に島根同窓会ホームページを開設する運びとなりました。

本ホームページが会員の皆様の新しいコミュニケーション・ツールとして情報の提供や活発なご意見の交換の場の一助となればこの上にない喜びです。

・URL http://oushimaned.main.jp
・E-mail  mado@oushimaned.main.jp

(URLはブラウザーのお気に入りに、E-mail のアドレスはメールソフトのアドレス帳等に登録されてからご使用されることを推奨します。)

DSCN0660a

ここで、このホームページのヘッダー画像の写真について紹介したいと思います。この写真は島根県出雲市大社町にある出雲大社本殿の屋根上部です。本殿は大社造りを代表するもので屋根は切妻造り、内部は心御柱(しんのみはしら)を中心に田の字型に仕切られ、神座は向かって右から左に向いています。神紋とともに屋根にそびえる千木(ちぎ)は外削(そとそぎ)で、長さ7.8 m、3本の勝男木(かつおぎ)は5.4 m と巨大なものです。

出雲大社といえば、縁結びの神様と知られていますが、この縁結びの信仰は、江戸時代からあったそうです。縁結びは恋愛・結婚と思われがちですが、友人、職場、社会など全ての縁で結ばれます。放送大学の同窓生の縁とは何でしょうか?それは「学びの縁」ではないでしょうか。この事を大切にしていきたいと思います。

(東部地域会員の皆様)”イチゴ狩り”開催のご案内

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島根同窓会 東部地域会員 各位

平成28年3月20日
東部地域担当 石川直樹

東部地域会員の皆さま、その後お変わりございませんか?
漸く春が来ました。卒業式・入学式と恒例の風物詩を織りなしています。

わが放送大学島根学習センターにおいても、来る4月3日(日)平成27年度第2学期学位記授与式及び平成28年度第1学期入学式が開催されます。
島根同窓会では会員を対象にして下記行事を企画しました。ご参加下さい。

東部地域会員 “イチゴ狩り” 開催(主催:同窓会)

日 時 平成28年4月9日(土)10:00~12:00
会 場 『味にこだわる農家 野津農園』(松江市福富町78)
(当日はハウス内で食べ放題となります。雨天決行です)
目印:矢田の渡し(朝酌側)から東へ1㎞先の道路沿いに面して5棟のハウスがあります。(看板なし)
定 員 20人(受付順で定員になり次第終了します)
集 合 ステックビル1階ロビー・自家用車での乗合せとなります)
会 費 1,500円(食べ放題+1パック持ち帰りを含む)
(2パック目から有料となります 100g、150円)

※ご参加の場合はお手数ですが、来る4月5日までに “学習センターにご連絡” をお願いします。
電 話 0852-28-5500(平日18:30・土日18:00まで)
FAX 0852-28-1800(24時間受付)
閉所日 毎週月曜日(終日)

島根同窓会 第4回通常総会開催のご案内

島根同窓会 第4回通常総会を会則第11条に基づき下記のように開催いたします。
つきましては、ご都合の許す方は是非ともご出席いただきますようお願い申し上げます。
当日は、第1部「市民公開講座」、第2部「通常総会」の2部構成となります。会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

1.第1部 総会記念「市民公開講演会」
日時 平成28年4月16日(土)1:30-15:00
会場 島根学習センター 3階 第一講義室
演題 「マイナンバー制度について」
講師 庄司 靖氏(松江市市民生活相談課市民活動推進係  専門企画員)

2.第2部 第4回通常総会
日時 4月16日(土)15:10-16:40
会場 島根学習センター 3階 第一講義室
議題
①平成27年度事業報告、②同決算・監査報告、③平成28年度事業計画(案)、
④同予算(案)

第1部の公開講演会にはお知り合いの方もお誘いください。
また、ご出欠のご返事は「第4回通常総会開催のご案内」の封書に同封されているはがきにてお願いします。

尚、4月より島根同窓会専用のホームページとメールを正式に開設します。ご利用下さい。
(現在、仮開設中)

http://oushimaned.main.jp (お気に入り等への登録をお願いいたします。)
E-mail     mado@oushimaned.main.jp

「学位記授与式・卒業を祝う会」の開催のお知らせ

平成27年度第2学期の「学位記授与式」と「卒業を祝う会」が下記のように開催されます。

期日 平成28年4月3日(日)
会場 島根学習センター 3階 第一講義室
日程

1.受付・・・・・・・・・・・・・・・・・・10:30ー11:00
2.学位記授与式・・・・・・・・・・・・・・ 11:00-11:40
(1)開式の辞
(2)学位記授与
(3)所長式辞
(4)来賓祝辞
(5)在学生代表送辞
(6)卒業生代表答辞
(7)花束贈呈
(8)閉式の辞
(9)記念写真撮影
3.卒業を祝う会・・・・・・・・・・・・・・12:00-13:00 (第二講義室)

今年度2学期学位記授与者は学士22人、修士2人の計24人の予定です。皆様の偉業を讃えるために多くの同窓会員の参加を希望します。
尚、「卒業を祝う会」(昼食会)への参加は会費(1,200円)のご負担をお願いすることになりますので、予めご了承願います。

申し込み先 放送大学島根学習センター
Tel.  0852-28-5500     E-mail   shimane-sc@ouj.ac.jp

 

 

公開講演会「在宅医療と地域包括ケアの推進」開催のお知らせ

団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保できる体制(地域包括ケアシステム)の構築が急がれます。
このたび、下記のような公開講演会が開催されることになりました。多くの方の参加を期待しています。

日時: 平成28年3月12日(土) 13:30~15:50
会場: 松江市白潟本町43 スティックビル 5階 交流ホール

・基調講演 「在宅医療と地域包括ケアの推進」
講師 田城 孝雄 (放送大学教授)

・パネルディスカッション「在宅医療と地域ケアの現状と課題」
パネリスト
高木 博 氏 (松江市健康福祉部介護保険課長)
野津 立秋 氏 (松江市医師会会長)
高橋 京子 氏 (島根県訪問看護ステーション協会理事)
藤原 伸二 氏 (島根県介護支援専門員協会理事)

コーディネーター
田城 孝雄 (放送大学教授)

公開講演会に続き、16:00から「看護師・医療関係者のための学位・資格取得説明会・個別相談会」が講師として高橋さとみさん(放送大学広報課専門職)をお迎えし、同じスティックビル3階の第1講義室で開催されますのでご参加ください。

お申し込み: 放送大学島根学習センター
Tel. 0852-28-5500        E-mail shimane-sc@ouj.ac.jp

 

 

 

平成27年度卒業研究・修士論文発表会が行われました

2月7日、公開講演会に引き続き「平成27年度卒業研究・修士論文発表会」が開催されました。多くの方が参加され、活発な討論が行われました。

発表者は次の通りです。

・品川隆博さん (生活と福祉コース)
研究テーマ: 過疎の農山村地域での地域福祉活動の現状との今後の課題
・難波幸夫さん (修士・社会経営科学プログラム)
研究テーマ: NPO法人の財務管理と運営管理について-実務体験を通して
・坂田真一郎さん (修士・社会経営科学プログラム)
研究テーマ: 漁船の居眠り海難の調査と提言
・福頼尚志さん (博士・社会経営科学研究プログラム)
博士課程研究経過報告: 地方消費者行政における「消費者の自立」の支援

各発表者は研究テーマに対して非常に意欲的に取り組まれた様子が伝わってきました。今後ともこの研究がさらに進展されることを期待します。

公開講演会「松江城天守国宝指定の秘話」を開催しました

2月7日、島根学習センター3階の第1講義室において公開講演会 「松江城天守国宝指定の秘話[国宝指定の決め手は] -国宝・松江城天守完成時の祈祷礼と堀尾氏の宗教的背景-」と題して、今回の国宝化に向けて文字通り陣頭指揮をとられた松江市史料編纂室の稲田信氏を迎え,非常に多くの参加者を得て行われました。

講演の内容は

・松江市での国宝化に向けての動き
・松江城国宝指定に至る伏線(1)
・松江城国宝指定に至る伏線(2)
・松江城築城にかかわる史料-後世の文献で語られてきた松江城築城物語-
・城戸論文の指摘(昭和41年「仏教芸術」60号において、城戸久氏が発表)
・平成24年5月21日 祈祷礼再発見(市内寺社史料調査により松江神社で)
・祈祷礼と堀尾氏の宗教的背景(1) 松江城の鬼門と裏鬼門(千手院・報恩寺)
・祈祷礼と堀尾氏の宗教的背景(2) 高野山・龍生院
・築城に際し行われた三態、三様の祈祷 (鎮物 三点、鎮宅祈祷礼 四枚、祈祷礼 二枚の写真から)
・現在に伝わる4枚の松江城古写真から (明治27年、市民有志の手によって松江城は崩壊の危機を免れた。 松江城を大切に思う市民の心には歴史がある。)
・これから何をすべきか-継続的な史料調査と研究体制の必要性-

のように非常に多岐にわたるものでしたが、特に祈祷札の再発見とその祈祷札が掲示されていた城の地階の柱の釘穴が見つかり一致したときのお話は感動的であった。
今後、計画に沿って「松江市史」(全18巻)の刊行のために、継続的な調査や研究の必要性を説かれました。